もう3年後には2020年東京オリンピックです。
2015年10月1日にスポーツ庁たるものが設置されました。かつて、水泳選手として活躍された鈴木大地さんがこの庁の初代長官です。
オリンピックの効果もありますが、日本の経済の発展にスポーツは大きく寄与するという考えに基づき、政府はスポーツに大きな力を加えています。
そこで全国各地で、スポーツの強い学校にもバックアップが得られるようになってきている可能性があります。
例えば、野球やソフトボールが東京オリンピックでは復活します。
もともと、日本は野球大国なので、これは嬉しい知らせでした。そこで、高校野球にもより一層、力が注がれることが期待されます。
さらに、年々、基礎が固まりつつある日本のサッカーにも変化が見られるようになっています。イギリスの大手メディアが2100億円という金額を支払い、2017年から10年間の放映権契約を締結しました。
今後の発展と恩恵を見越しての投資です。
となると、日本のスポーツ育成に注目度が増し加わっています。
どのようにでしょうか?
それは、私立の高校やあるいは、育成に強化を入れている学校(中学も大学も)です。
そこで、学校側にとって必要なのが、生徒のための下宿所や寮です。
私立の学校とはいえ、多くの生徒を世話できるほどの寮、宿舎、下宿所をつくることはそう簡単なことではありません。
そこで、不動産の側がこの学生寮サービスを援助できるように助けています。
これは、高校野球やサッカーに限らず、中学から大学にまで、必要であるなら、不動産もこの点でサービスを提供できるように模索しています。
どれほどの規模が一つの学校にあるのか?
少子化とはいえ有名な学校であるなら、かなりの規模の生徒がいます。
例えば、桐光学園中学校・高等学校では、約3000人の生徒が全体でいます。
寮の費用は場所や建物の質によって様々ですが、場所によっては5000円以下のものも存在します。
しかし、学生寮にある食堂や、その他のサービスを加えると、これは大きなマーケットになります。
それゆえに、不動産としては、学生寮は見逃せない分野の物件なり土地です。
学生寮に関する、情報は、「がくるーむ」も参考にできます。
こちらは、主に大学生用の寮に関する情報ですが、幅広いサービスに驚かされます。
少子化とはいえ学生寮はこれからも必要とされるものと思われます。
もし、日本がイギリスのように、外国人をより受け入れるようになると、さらに、社会構造も変わってくるでしょう。
そうなると新たな分野での不動産が開拓されるに違いありません。