不動産の顧客の背景は年々変化しています。
今の時代、お客さんが物件を検討するのに障害になっているのが、物件を見に行く時間がないという点です。
つまり、これからの住まいをじっくりと見る時間(物件を見るための一般の営業時間内)がないという顧客がいます。
現代の子供たちの世代でも、いわゆる自由な時間が1990年代では3時間ほどだったのに、今では10分程度と言われています。
となると大人はさらにハードな生活スタイルで毎日を送っておられます。
そこまで、時間がないの?と思われるかもしれませんが、意外にそのような生活スタイルを持たれる方は大勢います。
それでも、住まいを探さなければいけませんよね。
バイトをしながら大学に行っている方や毎日、仕事(個人営業、IT関連の業種)に追われている方はここ数年増えてきています。
要するに、物件を見るために夜中の1時や2時にしか見に行くことができないわけです。
常識的には会社を休んで物件を見に行くべきだと思われるかもしれませんが、できるならば物件を夜中にでも見に行くことができるサービスがあるなら助かるという顧客は増えてきています。
では、実際にそのようなサービスを実行するにはどのような要素が必要なのか?
まず、宅建のプロがその時間に対応できる人でなければいけません。
それに、その人がカギを託されるわけで、信頼できる人である必要があります。
また、顧客が女性である場合がありますから、男性と夜中に物件を見に行くのは怖いですから、できるなら女性が望ましいです。
そうなると、答えは明らかで、宅建のプロが夜中にも対応でき、さらに信頼できる経験のある女性が最も適しています。
実は、そのようなサービスをしておられる方がいます。
年配の女性が、宅建を取得してそのようなサービスを始めて、大変、重宝されています。
物件選びに、女性目線は生活するうえで欠かせないものです。
どうして、女性のほうが不動産選びに適しているのかは下記のページもご参考ください。
さらに、夜、物件を一度見るというのは、いい方法です。
昼と夜では雰囲気も全く異なり、安全面でのチェックもできるのでリスクがあるかどうかも知ることができます。
つまり、夜中に物件を見るサービスがあるなら意外に多くのニーズに応えられるわけです。
このサービスを実行することは難しい分野ですが、穴場でもあり多くの客をゲットできる手段でもありそうです。