近年、投資家の年齢層や背景も大きく変わってきている。
特に注目したいのが、若い30代あるいは40代の女性が不動産投資にも触手を伸ばしているという点である。それに、中国のOLも日本の不動産に投資していることもあるようです。
しかも、それで、成功しているというのだから興味深い。
では、どうして多くのOLが不動産収入に興味を持つようになったのでしょうか?
まず、女性はいくら会社でそれなりの経験を重ねても給料においてどうしても男性よりも劣っているのは現状です。
さらに、多くの女性が未婚であるのも事実です。
これは、日本では社会問題となっていますが、安定を求めようとして結婚では、いつ離婚するか分からないという不安がこれまでにないほど大きくなっているのも影響を与えているようです。
そこで、将来への貯蓄や住むところ、それに、年金(貰えそうにない)以外の収入源として注目されているのが不動産収入なわけです。
女性のほうが不動産投資は向いているかも。
女性のほうがどうして良いのか?と言われるとその理由は様々ですが、家のことはたいてい家族の中でも女性が決めることが多いですよね。
ということは、女性目線から不動産を扱うことができ顧客ゲットに直接つながるメリットがあります。
正直なところ、物件を購入して後悔することが多いのは女性の意見を取り入れないケースが多いのも事実です。
衣食住のほとんどを家庭の中では女性が管理していることを考えると否定できないですよね。
もう一つのメリットは、女性のほうが営業などで人と関わる時に有利である点。
実際、相手が男性であるとどうしてもお客は警戒をもって緊張した状態で話し合うことが多いものです。
男性営業マンの必要な技術の一つとして女性よりもさらに謙遜になってお客と話さなければならないという鉄則があります。
つまり女性の場合は、いきなり敷居が低く感じられるので、容易に顧客をゲットする可能性が高いわけです。
お客の相手が男性であるなら尚のことです。
女性不動産投資も決して手の届かないものではなさそうです。
それでも、道は険しい女性投資家たち。
実際に女性の不動産投資家の割合は、全体から見ても1割未満です。
FXや株での投資家として女性は多くみられますが、不動産の世界ではまだまだです。
その理由として、どうしても最初の初期投資が比較的高いというリスクがあります。
それでも、不動産投資はミドルリスク、ミドルリターンと呼ばれており、それほど莫大な稼ぎがあるわけでないですが、安定した収入を期待できます。
実際に、中国のOLは日本で投資をしているようですし、日本でもある程度の資金がある女性投資家はハワイでも投資をしているわけです。
この論点に関しては下記のリンクにてお確かめください。
不動産売却、今は中国マネー。 日本人の夢はハワイこれから、女性の社会進出が社会の環境をも良くしてくれることを期待したいです。
そのようにバックアップできる環境づくりも大切なのかもしれません。