日本人ほど温泉が大好きな国民はいないですよね。
温泉地で土地転がしなんて……老舗の旅館がもう抑えていますよね。
実際のところそれが現実です。
ところが、この少子高齢化とグローバル化に伴い様々な変化が見られているのはご存知だったでしょうか?
では、温泉地において不動産の観点からどのように魅力的になってきているのでしょうか?
別荘地とマンション。
温泉地の権利を買うこともできますが、そのためにはいろいろな条件があります。
事実、温泉権として保護されています。
このように保護されてはいても、実は温泉地での物件の値段は驚くほど下がってきているんです。
需要がそれほどないのに数多くの温泉別荘やマンションがあるのがその理由です。
熱海でも、300万ほどでリゾートマンションが売り出されています。
つまり、安くても住んでくれたほうが持ち主としては傷が小さいわけです。
今が買い時なのかもしれません。
年金授与者が温泉付きのリーズナブルなリゾートマンションを購入しているケースは見られています。
しかし、一番人気があるのは、それぞれの部屋に温泉がついているマンションです。
つまり、リーズナブルなマンションは共同で温泉を楽しめるわけではあって住まいの部屋に温泉がある訳ではないようです。
では、部屋ごとに温泉がついているマンションはどのように購入すれば良いのでしょうか?
まず、やってはいけないことは一括で支払ってしまうことです。
そのような方法で購入するなら、税金が跳ね上がって予想以上に出費になります。
そこで、よく勧められている方法が1年間はローンで支払ってその後、残りを一括で支払うという手段です。
現在のところ、この支払方法がベターであると言われています。
あと、マンションは投資用として購入したとなると税金はまた上がります。
必要物と見られる、あるいは証明できればその分税金は安くなります。
実際、これほど高級感あるマンションでも今では1月6万ほどのローンで支払えるので、思ったよりも安い、手に届きやすい値段なので買われる方は多くおられるようです。
では、温泉が出るのはわかったけど使わないという場合は?
その温泉権を隣人に貸すことができます。
これは、まれなケースですが、温泉が出ても、施設を建てるには不便なので隣の平地が施設を作るというので貸したという事もできるようです。
さらに、温泉が出たとしても、交通のアクセスが悪かったり、山の中であったりするとその価値は半減します、というより誰も購入しない場合が多いですね。
では、温泉地を投資するなら?
ファミリーマンションではなく、ワンルームのほうが儲けやすいですね。
ファミリータイプだとどうしても大きさの割に値段が割安でしか貸せないので、儲け率は下がります。
ワンルームだとそれなりの家賃収入が大きさの割に手に入ります。
また、個数も多いので、その分収入がありますよね。
そして、もう一つ知っていただきたいことが、中国人が温泉地周辺を購入しているという事実です。
中国人にとって日本はブランド価値が相当高いものとして見られています。
ビジネスとして、地方の有名な温泉地を買おうとしており、その場所でなくても温泉地からそれなりに近いならリゾートマンションを購入し中国人向けの観光名所として投資している投資家が中国にはいます。
日本のブランド価値は何か?と言われるとそれは安心です。
意外かもしれませんが、中国にとってはアメリカよりも日本のほうがビジネスとして魅力的で多くの方がすでに日本の土地を手にしておられます。
温泉産業はこれからどのように?
観光として、より海外の人が日本に来られるようになりました。
温泉は日本を味わう点で魅力的な分野ですよね。
このまま、老舗や伝統を守るのか?それと時代との融合が見られるのか?日本の不動産の業界にも大きな影響が!