土地運用で一番沸いた時代はやはりバブルの時期です。

この時の土地単価の上昇率は異常なものです。

これは有名な例ですが、銀座の土地単価つまり1坪が1億2千万円の時代もあったんです。

これは、1991年の時で、その時がピークでした。現在の東京の地価相場については下記のリンクにて調べていただくこともできます。

http://www.tochi-d.com/?choice=ranking&s=1&a=2&p=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD


バブルは土地活用にも影響を与える。

では、このリンクでも分かるように今では、2000万円台まで下がっています。

これもまた極端な下がり具合ですよね。

以前は、見る見るうちに地価が上昇していたので土地を担保に銀行がお金を回していたのは有名な話です。

そこで、土地だけが残って、それでは何の価値もないので多くの都市では、残された土地をなんとかしなければならないという問題が起きたんです。

これが、バブルが残した傷跡です。 


固定資産税と土地活用。

まず、土地をただ持っているだけでは固定資産税がかかりますよね。

幾らなんでしょう?

基本的には、評価された額に対して1,4%の標準税率をかけた金額です。

つまりは1千万の評価額だと税金として14万円は取られてしまいます。

しかも、もしその土地の町や市の財政が悪いとこの率が高くなって、より税金をとられます。

そこで、何もしないでただ税金を取られるだけなら、という理由で多くの方が土地の有効利用として、マンションやアパートを建てて収入を得ようとしたわけです。


最も手っ取り早い解決法がアスファルト駐車場。

それでも、マンションを建てるにも結構なお金が必要です。

そこで、考え着いたのが月極駐車場にすることです。

ただ、ここで興味深いのが、小規模宅地の特例ルールです。

これは、200㎡以下の土地の場合にのみに適用される法律です。

これによってなんと50%も固定資産税が減額されるんです!

ただ、こちらの駐車場が砂利とロープの土地であるならこのルールは適用されず大きな額の税金を支払うことになるんです。

後、知っていただきたい点があります。それは、コンクリートではなくアスファルトであるという点です。

どうして多くの方が資産活用で駐車場にするときにアスファルトにするかといいますと、その理由はその材料費の安さです。

もし、コンクリートにするなら厚み10㎝は必要です。しかし、アスファルトの場合はその半分の5㎝で済みます。

つまり、固定資産税対策に加え、手っ取り早く出来上がり収入も得られるということで、アスファルト駐車場にしている方が多くいます。


あなたにもお勧め。でも町の景観は?

もし、あなたもそんな土地を持って困っておられるようでしたらアスファルト駐車場をお勧めします。

バブルで土地活用の行き場を失った都市では、よりたくさんのアスファルト駐車場が見られるのはこんな理由からなんです。

アスファルトな街。

景観を考えるとなんだか複雑ですね。

 
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