前回のコラムに引き続き、借り換えの相談のお話しです。
A銀行に借り換えの相談をしに行く前に、仮にA銀行で借り換えられた場合、
何パーセントになるといくらのメリットがでるかを計算してみたというところからですね。
現状金利1.55%のままだと、完済するまでに9200万ほどの利息を支払うことになるのですが、
1%まで金利が下がることによって完済するまでに5940万の利息を支払うことになるようです。
つまり、借り換えのメリットとしては3260万円もの効果があるわけですね。
もし1%を切って、0.9%の利率に下がると完済するまでに払う利息は5340万円となり
0.1%の差で600万円も効果が変わります。
この辺りの数字を頭に入れつつ、顧問先様といざ銀行へ!!
同席させていただいた当日、A銀行の担当者とその上司が出てきました。
色々とお話しが進む中で、おおよそ1%くらいまで下げられそうだということがわかりました。
ただ、1%を切ることはかなり難しい模様。。。
固定金利のため違約金がかかってしまうということが銀行にはわかっているため
少々足元をみられたような気がしていました。
その日は、A銀行との話し合いだけに終わりました。
そして、日程を改めてB銀行にも打診してみようということになり、B銀行の担当者に
下記の資料を渡して簡易的に審査してもらいました。
・3期分の決算書
・返済予定表
・個人の確定申告書
・直近のレントロール
その審査の結果、A銀行と同じ1%を提示してきました。
ただ、書類だけの審査しか行っておらず、本格的に審査をしてもらうためには
社長様と面談したり追加資料を提示したりしないといけないとのこと。
具体的には、連帯保証人に関する資料などを追加でだしてほしいと言われました。
顧問先の社長様と相談した結果、本格的に審査してもらうことに。
社長様には追加資料の提示と面談に行ってもらいました。
この後、最終的な審査結果がでるまで少し時間がかかり、途中経過の報告がB銀行から度々あるのですが、
続きは次回のコラムで。お楽しみに!