生涯年収、、、よく聞く言葉だ。
ほとんどのビジネスマンはこれを増やしたいと思っているはずだ。
もちろん、筆者もその一人。
筆者の財布には、3,360円入っていた。今日は何とかなりそうだ。
さて、読者の皆さんは、もちろん累進課税をご存じだろう。
一言でいうと、
累進課税とは「金持ちほど税率を高くすっぞ!ゴルァ!」ということだ。
特にここ最近、高所得者への税率高くすっぞ傾向は強くなりつつある。
そこで、筆者は、
お金持ちは、生涯でどれだけ税金を払えるか計算してみたい気持ちになった。
もし「節税」のことを知りたいのであれば、
当マガジンの他のライターさんをあたってほしい。
私は、節税対策を全くしない場合、どれだけ税金を払うことになるのか?
その最大値を計算してみることにした。
計算を分かりやすくするため、年収は1億円(30年間継続)に設定。
もちろん所得税は最高税率。
相続税も最高税率になるようにしてある。
生活にかかる消費税などは税額として考慮しない。
また、細かい説明をカット、金額もおおよそで計算している。
以下はその結果である。
目を皿にして、ご覧いただきたい。
<想定する人物像>
・年間給与総額(総支給)1億円を30年間継続したお金持ち。
・質素な生活と預金が好き。
・節税とか興味なし。
・生涯独身。
・相続する遺族は一人。
<計算してみた>
①所得税
(総支給1 億円 - 給与所得控除220 万円 - 基礎控除38 万円)× 所得税率45%(最高税率)
- 控除額479.6 万円= 所得税3,904.3 万円/年
②住民税
(総支給1 億円 - 給与所得控除220 万円 - 基礎控除33 万円)× 住民税率10%
= 住民税974.7 万円/年
③手取り
総支給1 億円 - 所得税3,904.3 万円 - 住民税974.7 万円
= 手取り額5,121 万円/年
④生活費
お金持ちの中では質素な生活をする。
年間1,000万円の生活費がかかるとして、残りを全額預金する。
それでも結構使えるけど。。。
手取り額5,121 万円 - 生活費1,000 万円 = 預金4,121 万円/年
⑤これを30年間続けて貯めた預金額
預金4,121 万円 × 30 年 = 預金12 億3,630 万円/30 年
※現金の大量保有は、相続税額を大きくできる非常に有効な方法です。
細くしてみた
⑥死亡。。。相続税は?
(預金12 億3,630 万円- 基礎控除3,600 万円)× 相続税55%(最高税率)
-控除額7,200 万円= 相続税5 億8,816.5 万円
む、無念。。。。。
⑦遺族に相続されたお金
預金12 億3,630 万円- 相続税5 億8,816.5 万円
= 遺族の受取り金額6 億4,813.5 万円
え、少なっ!
⑧生涯総納税額
所得税:3,904.3 万円× 30 年= 11 億7,129 万円
住民税:974.7 万円× 30 年= 2 億9,241 万円
相続税:5 億8,816.5 万円
合計:20 億5,186.5 万円(生涯総納税額)
生涯納税額20.5億!
どどどーーーーーーーーん!
ウホ、ドン引き!
⑨生涯年収
年収1億円 × 30年 = 生涯年収30億円
⑩納税を免れたお金
生涯年収30 億円- 生涯納税額20 億5,186.5 万円
= 納税を免れたお金9 億4,813.5 万円
納税を免れたのは生涯年収のわずか31.6%。。。
オレ、関係なくてよかった。。。。。。。。のか?
本当に計算が合っているのか、心配になる数値が出ました。
が、税理士さんに確認してもらってます(社長なんでw)。
短くしてみた
ちなみに年収1億円以上の人がコチラでリスト化されてます
■「年収1億円超」の上場企業役員503人リスト(東洋経済オンライン)
http://toyokeizai.net/articles/-/124089?page=2※東洋経済オンラインは、ランキング好きっすね~、PV出るんだろうね。
■プロ野球年俸ランキング上位100人(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1578404.htmlよし、一生懸命働こう!
税金のことはそのあと考えよう!
終わり