お隣との距離感は重要

注文住宅や新築を建てる時に注意すべきなのは、お隣との距離感です。

念願の一戸建てを建てたからには、お隣とのトラブルは極力さけたいですよね。

お隣さんから聞こえてくる騒音や物音も、なるべくなら聞きたくないものです。

・自分の家から出る物音や騒音を聞かせたくない

・相手の家から出る物音と騒音も聞きたくない

このように考えている人は少なくありません。

おとなりとの適切な距離は、どれぐらいあればいいのでしょうか?

 

3m以上確保できるかどうか

結論から申し上げると、お隣との距離感は3m 以上あればOK。

赤ちゃんが大声で泣いたとしても、お隣に聞こえることはありません。

しかし3mはなかなか取りづらい距離感でもあります。

都市部であれば1m 未満、都市部からちょっと離れた郊外でも2メートルほどが限度です。

3m を実現できるのは、田舎の広大な土地に家を建てるぐらいしか方法がありません。

お隣と十分な距離感を取れないなら、他の工夫をするしかないでしょう。

 

間取りの配置を工夫する

騒音や物音が聞こえるのは、こちらとお隣さんのリビングの配置に問題があります。

お隣さんのリビングに対して、こちらもリビングを隣接して建ててしまうと,

お互いに物音や騒音が聞こえてしまうのです。

相手のリビングと隣接する側に物音や騒音が聞こえにくいお風呂や洗面台、

収納などをもってきましょう。

配置を変えるという騒音対策は、後から作る注文住宅や新築だからこそできること。

お隣さんに小さなお子さんがいて、自分にも小さな子供がいるならば、

間取りの配置を工夫しましょう。

 

防音材を使用する

間取りの配置以外にも予防策はあります。

外壁に防音材を組み込むのもいいでしょう。

少し値は張りますが、境界が近くても音を聞こえないようにするためには、

とても効果がある対策です。

全面に貼る必要はありません。

お隣さんと接する面だけ貼ればOK。

限られた面だけ施工すれば、予算的にも抑えることができます。


 
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