せっかく良い賃貸物件を見つけても、
それが架空の空き部屋「おとり物件」であればガッカリですよね。
今回はおとり物件の簡単な見極め方をご紹介します。
部屋番号が書かれていない
不動産ポータルサイトにて部屋番号が書かれていない部屋は高確率でおとり物件です。
現在おとり物件は不動産業界でも大きな問題として取り上げられています。
そのためか、おとり物件に敏感になっている人が多いのです。
その最たる例が、掲載されている部屋番号を見て、
本当に空き部屋なのかを現地に確認しに行く人。
現地に確認しに行く人が現れたことによって、
不動産業者もおとり物件に軽々しく部屋番号を書けなくなりました。
そもそもおとり物件を止めればいいのですが、
おとり物件は業者にとって重要な集客要素の一つ。
部屋番号を書いていなければバレないだろうと、未だにおとり物件を掲載しています。
部屋番号が書かれていない物件に連絡をしなければ、
おとり物件の被害にあう確率をグッと減らすことができます。
物件見学を現地集合にする
部屋番号で判断する方法では、100%おとり物件を見抜けるというわけではありません。
中には単純に業者が部屋番号を書き忘れていることもしばしばあります。
では、おとり物件を100%見抜くための方法はどうすればいいのでしょうか?
実はとてもカンタン。物件の見学を現地集合にしてもらうのです。
おとり物件はそもそも存在しないので、何かしら言い訳をつけて現地集合を阻止してきます。
業者によっては「社内規約で現地集合は禁止されています」と、
後付けで言い訳をすることもあるでしょう。
それを阻止するために、問い合わせをしたらすぐに「物件の見学は現地集合ができますか」
と聞いて「大丈夫です」と言わせておくのです。
その後、具体的な物件を指定して現地集合していいか聞いてみましょう。
あたふたして理屈が通ってない理由で現地集合を拒んだら、おとり物件確定です。
脱・おとり物件
せっかく良い物件を見つけてもそれがおとり物件であれば、
期待していただけあって非常に嫌な気分になってしまいますよね。
今回ご紹介したおとり物件の見抜き方を実践していただければ、
確実におとり物件の被害に遭うことはありません。
ぜひご参考ください。