中古住宅を選ぶときに絶対に押さえておかなければならないポイントがあるのはご存知でしょうか?
どんな間取りなのか、どんな立地なのかという点以上に絶対におさえておかなければならないことがあるのです。
そのチェックポイントは何なのか、ご紹介します。
間取りや立地よりも大切なこと
間取りや立地以外でチェックしなければならないポイントは、中古住宅の「劣化具合」です。
「早い段階でリフォームしなくてもいいか」という観点でのチェックが必要です。
具体的には、収納の天井を見てみましょう。
収納の天井にシミがある場合、雨漏りをすでに起こしている場合があります。
購入前から雨漏りを起こしているならば、数年以内には居住用の部屋でも雨漏りが起こり、
大規模な工事が必要になってしまいます。
そうすると数百万もの金額を払わなければならないという結果になってしまうため、
お得にマイホームを買いたいという目的で買った人にとっては本末転倒な結果になります。
見学時に収納の天井は必ずチェックしておいた方がいいでしょう。
住宅の外観を見て回って、基礎部分に亀裂が入っている住宅もやめておいた方がいいです。
良い中古住宅は何年経っても基礎に亀裂が入っていないものです。
中古住宅で流通しがちな築15年から30年の間の住宅で基礎にすでに亀裂が数本入っている住宅は、
すでに傾きつつあります。
住宅が傾いてくると最悪の場合平衡感覚がおかしくなってしまうなどの弊害を起こしてしまいます。
つまり、快適に過ごすためには適した住宅ではないのです。
また、大きな地震があった場合は倒壊してしまう可能性もあります。
そのため、亀裂が入った住宅を買うのは良い買い物とは言えないのです。
亀裂の本数が1本ほどであればまだ問題はないですが、
3本以上になるようであれば、その住宅はやめておいた方がいいでしょう。
まとめ
以上、中古住宅の選び方について紹介しました。
見学をするときは「収納の天井にシミがあるか」「基礎に亀裂が入っているのか」
この2点は必ずチェックしなければなりません。
チェックを怠れば後々に損をすることになります。ご参考ください。