こんにちは、行政書士・ファイナンシャルプランナーの片野真理子です。
今日もよろしくお願いします。
実はゲーマーの私です。
あんまり特定しすぎるのも良くないと思うのですが、開発発表から10年、発売を待ち焦がれていたタイトルがありました。
年に1度とか数年に1度とか、新しいトレーラーが発表されるたび、わくわくしながら閲覧していました。
明かされるシナリオを読み込んだり、キャラクターの性格を把握したり、その世界の情勢を押さえたり…。
といってもまあここ数年は、忙しかったりもして当初の情熱は薄れており、細かくトレーラーのチェックなどはしていませんでした。
そしてとうとう訪れた発売日!!
さすがに忙しくてゲームをやっている場合ではありません(^^;
で、この年末年始に時間ができて、やってみました。
簡単に感想を述べると、大変面白かったです。
リアルのいろいろをちょっとだけ忘れて、没入する感じ、久しぶりに味わいました(頭が痛くなったり目がショボショボしたりするのはその対価です)。
…でもずっと感じていた違和感がありまして。
何か違うんです。
一生懸命見ていたトレーラーと。
「※画面は開発中のものです」なんてのは一般的で、創作物はどんどん変化していくのが当然なんですが、わくわく待ちすぎて自分の中で作り上げすぎてしまったんでしょうね。
一度気になり始めると、「あの部分の辻褄は描写が足りない(-ε-)」とか、「元の設定のほうが良かった(T^T)」とか、どんどん気になってしまうんです。
「楽しかった」で済ませておけば、それで幸せなのに。
ああ、この話を始めると終わらなくなってしまいそうです。
何が言いたいかというと、想定と異なると、がっかりしたりびっくりしたりしてしまう、ということです。
これって当然のことですが、意外と忘れてしまいがちです。
結果に納得するために、1番の目的にすべきなのは、「最高の結果を目指すこと」ですが、最も重要なのは「想定内の結果を把握しておくこと」です。
不動産売却で、ネットで入力した簡易査定どおりの価格で実際に売却できることは、当然のことではありません。
でも、査定結果が「想定していたより」高いと、「うそっ…私の家…もしかして高い?」となってわくわくしてしまい、一度意識してしまったその価格は「想定外」ではなくなります。
そして、かえって「こんなもんでしょ」と最初は思っていたはずの金額が「想定外」になってしまうのです。
さて、そうなると、その売却で満足のいく結果を得るのは大変です。
自分でハードルを上げているからです。
「今不動産市場は活性化しています。成約事例もあります。当社にお任せください!」という不動産業者さんは、「その金額」での成約を保証してはいないのは、文字にするとよくわかりますが、期待に胸が膨らんでしまっていると、自分に都合のいいように聞こえてしまったりします。
人間の脳ってそういうものです。
ということで、可能な限り納得できる不動産売却をするために。
・査定結果は参考価格、ということを忘れない。
・最高額と最低額をできるだけ把握する。
・情報はなるべく文字にしてもらう。
以前も述べましたが、質問に嫌な顔をせず回答してくれる不動産業者さんがいいでしょう。
しかし、「すごく丁寧に話してくれてるけど、なんか質問に答えてくれてる気がしない」という場合は警戒したほうがいいかもしれません。
「よくわからないけど、きちんとした会社の人だから、ごまかすようなことはしないだろう」と自分をうやむやに納得させることは、後々モヤモヤしたものを抱えることに繋がりかねません。
こちらも普段通り、「ビジネス!」という気持ちで臨んでください。
精神論を語っているわけではなくて、情報を文字にしてもらうことは、後の紛争防止の観点からも大切です。
書面にしてもらったら、後で参照できるように、ファイルなどにまとめておくことをおすすめします。
「バサっ」と挟んでひと塊にしておけば十分です。