税務当局の方針は敏感に察知しよう
日本国内に住む富裕層の中には、高い税金を嫌って海外に移住する人も少なくありません。中には、海外を転々としながら、時折日本に帰ってくるという生活をしている人もいます。こうした渡り鳥のような人を指して「パーマネント・トラベラー」という言葉もあります。
税務当局は「共通報告基準(CRS)に基づく自動的情報交換」を開始するなど、海外に関連する富裕層の税務調査をますます厳しくしています。
税務当局による「客観的な判断」が続く以上は、「あなたは日本に住んでいます」と言われ続ける人が続出するでしょう。もちろん、みなさんが不動産ビジネスを通じて付き合いのある富裕層の方々も例外ではないでしょう。
世界中どこに住んでいても、税務当局だけは富裕層を見守ってくれているようです。
今月のニュース金言
・税務当局の「客観的な判断」には勝てない!