不動産の売却における取引は、不動産会社や仲介業者のサポートを受けて行うことが一般的。そんな中、不動産の売買は個人で行うことができるのでしょうか?気になるリサーチ結果をまとめてみました。
◆自分だけの不動産売却はできる?◆
不動産売却には、仲介手数料がかかり、その金額も高額なものとして知られています。その金額が負担となり、個人で取引ができないか?と思うことも多い中、個人や親子の間で不動産売買をするケースが増えてきています。法律上でも決められた規律はなく、個人での取引については何の問題もないことがわかりました。
◆個人売却の方法~流れについて◆
個人で不動産の売却~取引をする際、その詳しい流れを知っておくと、売却がスムーズになります。個人での方法は次のようになります。
1.売却物件の相場を確認・把握
2.売却物件の資料・図面を用意
3.物件の売却価格を決め、宣伝活動をする
4.売却物件の現地確認・お問い合わせへの対応
5.売却価格の交渉などの対応
6.履歴事項証明・売買契約書など書類の作成と準備
7.買主との契約の締結・決済の応対
8.物件の引渡し・そのほかのフォロー・アフターケア
◆個人取引のデメリットはある?◆
不動産会社や仲介業者を通さない個人での不動産売却は、メリットともにデメリットもいくつかが挙げられています。ウィークポイントを知ることでトラブルを防ぎ、気持ちの良い取引ができるよう、気をつけてチェックしていきましょう。
1.買主を自身で探すことの負担
個人での不動産取引は、自身ですべてを行わなければならないため、買主をなかなか見つけられないなどのトラブルが挙げられています。
2.トラブルへの対応が難しい
専門的な売却の知識が豊富でないことから、個人での取引ではトラブルに対応できないケースもあり、個人取引でよく見られるデメリットといえます。
3.契約書の作成を自身でする手間がある
不動産売買の契約書は内容がしっかりと提示されていないと、後にトラブルになるケースもあります。個人では不動産売却におけるさまざまなことを負担しなければならないため、はじめての方には難しい作業となることも多くあります。