水面下物件
公開されていない物件情報。レインズ(不動産会社専用の物件情報サイト)やポータルサイトに登録されていない物件を指す場合もある。
【読み-すいめんかぶっけん】
【用例-来週のチラシは水面下物件を結構載せられそうやから、反響が期待出来るでぇ!】
【用例意味-来週実施予定の広告には、今まで公開された事の無い物件を多数掲載する事が出来る為、お客様からからのお問い合わせが期待出来ますね】
不動産と不動産業界に関心をお持ちのあなた、こんにちは。
不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。
今日も、大阪市西区北堀江のオフィスからお届けします。
本日の不動産【裏】用語集は「水面下物件(すいめんかぶっけん)」を取り上げます。
「水面下物件」…なんとも魅力的な言葉ですね(笑)
家を購入したいと考えておられる一般のお客様から、この道何十年の不動産のプロまでを魅了する言葉…それが「水面下物件」です。
水面下物件というと、立地が抜群で、建物はピカピカで、価格は激安といった夢のような物件を創造してしまいますが、実際には単に「公開されていない物件情報」ってだけです。
不動産会社が新規に不動産の売却を開始し、週末にはチラシを入れてネットにも載せる予定があったとします。しかし週末まではどこにも公開していなければ、これは「水面下物件」って事になります。
このような状態で営業マンはお客様に電話をかけ「チラシにもネットにも出ていない水面下物件が売りにでました。あなたにだけ特別にお教えします。」と案内を取りつける訳です。
お客様も「水面下物件」と言われてしまうと見たくなるのが人情で、なんとなく良い物件に感じてしまうようですね。
確かに水面下物件の中には良い物件も沢山ありますから、充分に検討の余地はあると思いますが、「水面下物件だから良い。公開物件だから駄目」って訳ではありません。
他人が良いと思わない物件でも、自分の条件にはピッタリ当てはまっているなんて事もありますので、水面下か公開かを気にするのではなく、その物件の内容をじっくり吟味しましょう。