区分所有


分譲マンション等、数個の部分から構成されている建物。不動産業界では略して「区分」と呼ぶ。


【読み-くぶんしょゆう】

【用例-ウチではあまり買取してへんのですわ~。あっ!区分は別やで。カシタン無いしね。】

【用例意味-弊社では不動産買取を積極的には行っていません。しかし、区分所有マンションは売主の瑕疵担保責任を懸念する必要が無いので例外です】

不動産と不動産業界に関心をお持ちのあなた、こんにちは。

不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。

今日も、大阪市西区北堀江のオフィスからお届けします。

本日の不動産【裏】用語集は「区分所有」を取り上げます。

分譲マンションの事を専門用語(法律用語)では「区分所有建物」と呼びます。

不動産業界のプロ同士では「あの分譲マンション…」と言わずに「あの区分…」という事が多いように思います。「マンション」って言ってしまうと「一棟マンション」と区別がつきにくいですからね。

そして、この区分所有は「不動産買取再販業者」さんの大好物でもあります。

普通、不動産会社(宅建業者が)売主として販売した場合、瑕疵担保責任という売主責任が発生します。

しかし区分所有の場合は、雨漏りがしようが、白蟻がいようが、配管が詰まろうが、全て管理組合が対応する事になりますので、売主としての責任は戸建て等に比べると非常に軽くなるんです。

非常に軽くと言うより、「殆ど無い」と申し上げても良いかも知れません。

つまり、不動産買取再販業者さんからすると、区分所有は非常に「美味しい物件」なんです。

そこで用例に書かせて頂いたように「ウチではあまり買取してへんのですわ~。あっ!区分は別やで。カシタン無いしね。」ってな発言になる訳です。

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一旦、抱く|不動産【裏】用語集

多くの不動産会社さんが区分の買取に力を入れているって事は、高い買取価格が出る可能性も高くなりますので、売主さんに取っては嬉しい話かもしれません。

この記事を読んでおられるあなたが、区分所有の買取を希望しておられるなら、リビンマッチの「不動産買取価格の一括査定」サービスを利用されては如何ですか?

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