不動産売り主向けDMで、開封率を向上させる封筒とは?

「売り物件の仕入れ」は、不動産売買仲介業には必要不可欠な業務です。しかし、この「仕入れ」業務をセンスや根性に頼らず論理的に考えたことがある人は多くはありませんでした。そこで、この連載では、不動産仕入れ理論の第一人者である不動産会社専門コンサルタントの梶本幸治さんと一緒に、仕入れを「理論」として学んでいきます。


不動産仕入れにかかせないDM(ダイレクトメール)について、集中的に学ぶ、このシリーズ。第7回目の今回は、開封率について。どんな内容も、まずは読んでもらわねばいけません。開いて貰えるDMとは?(リビンマガジンBiz編集部)

画像=写真AC

みなさん、こんにちは。株式会社レコの梶本幸治です。

この「反響の取れる不動産DM作成講座」では第2回(2019年10月30日公開)の「駄目な不動産DM解説|非礼をひたすら詫び続けるDM」から、第6回(2019年11月27日公開)の「駄目な不動産DM解説|士業との繋がりを強調するDM」の約1カ月に渡り、DM文章の内容に関して解説して参りました。

どのような文章を書いたら良いか、だいたい掴んで頂けましたでしょうか。

しかし、反響の取れる不動産DM作成に関しては、文章よりも気にすべき事があります。

それは、今回のコラムのタイトルにも書かせて頂いた通り「開封率」です。

いくら、不動産所有者様に刺さる文章を書けるようになったとしても、開封して頂けない…つまり、読んで頂けない事には話になりません

そこで、今回と次回の二回、本コラムでは「開封率向上」のコツをお伝えいたします。

ここで質問です。

あなたの会社ではダイレクトメールを、どのような封筒に入れて発送していますか?

多くの会社では長形3号封筒(ながさん)と呼ばれる封筒に、A4のDMを三つ折りにして封入しておられるのでは無いでしょうか。

実はこの「どんな封筒を選ぶか」が、不動産DM成功の鍵を握っているのです。

次のページ:一体、どんな封筒を選べばいいというのか!?

 
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