このように申し上げると、次のような回答が返ってくるケースがございます。
「梶本さんは“売りが欲しいなら売り一本で勝負しろ”って言われますけど、実際、不動産所有者様の中には売却を考えておられる方以外にも、賃貸やリフォーム、有効活用を検討しておられる方もいらっしゃいますよね。そんな中、売り一本に絞った提案って勿体ない気がするんです。提案の間口は広げておいた方が、反響も取れやすいと思います。」
ん~ん…このような考えからだと、どんな問い合わせも取れなくなってしまいますよ。
「虻蜂取らず」と言いますか、「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言いますか、欲張って色々書いても、結局お客様の心には響きません。
賃貸やリフォーム、有効活用の反響も欲しいなら、また後日改めて「賃貸提案DM」、「リフォーム提案DM」、「有効活用提案DM」を送付すべきであり、1回のDMで全てカバーしようなどと、横着な事は考えないでください。
ダイレクトメールは手間暇がかかればかかるほど、反響数も増えます。
売買・賃貸・リフォーム何でも出来るDMのような横着DMは鳴りません。
訴求ポイントは1つに絞り、手間を惜しまず、丁寧なDM作りを心がけましょう。
POINT
・間口を広げると、反響の確率は下がる。