不動産一括査定の反響顧客の「人物像」をネット検索で知る|不動産仕入れ理論入門
「売り物件の仕入れ」は、不動産売買仲介業には必要不可欠な業務です。しかし、この「仕入れ」業務をセンスや根性に頼らず論理的に考えたことがある人は多くはありませんでした。そこで、この連載では、不動産仕入れ理論の第一人者である不動産会社専門コンサルタントの梶本幸治さんと一緒に、仕入れを「理論」として学んでいきます。
今回は顧客情報の調査についてです。みなさん検索してますか。(リビンマガジンBiz編集部)
こんにちは。株式会社レコの梶本幸治です。
今回は、「不動産一括査定の反響顧客の人物像を、ネット検索で知る」と銘打ち、お客様の個人情報をインターネット上で取得する事の重要性をご説明致します。
あなたは、不動産一括査定サイトからの反響顧客を、そのお名前でネット検索していますか?
いや、不動産一括査定サイトに限らず、全顧客や、名刺交換をした同業他社のお名前をネット検索していますか?
「そんなストーカーみたいな真似してないよ。そんな気持ち悪い事は出来ないよ」と思われた方は、この記事をご覧頂いた事をきっかけに、そのお考えを改めて頂きガンガン個人名でのネット検索を行って下さい。
かの孫子も「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」と説いているように、相手の事をよく知る事は重要です。
(※孫子の言葉などと引用するといかにも「賢いコンサルタント」っぽさが出るので、無理矢理引用してみました!。如何でしょうか?賢そうに見えますか?笑)
お客様の名前で検索すると、次のようなページにヒットする事があり、お客様の個人情報の一部を知る事が出来ます。
・Eightのプロフィール
・勤め先のホームページ
・卒論(特に理系の場合)
・学生時代のスポーツ記録
・社会人になってから参加したスポーツイベント(市民マラソン・ゴルフコンペ等)
・懸賞の当選者
「懸賞の当選者」などは、あまり有益な情報とは言えませんが、「Facebook」や「Twitter」、「Eightのプロフィール」や「勤め先のホームページ」等は、お客様の背景を知るうえで、非常に役に立ちます。
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