一括査定反響客に後ろ髪なし!チャンスは1回限り!|不動産仕入れ理論入門

「売り物件の仕入れ」は、不動産売買仲介業には必要不可欠な業務です。


しかし、この「仕入れ」業務をセンスや根性に頼らず論理的に考えたことがある人は多くはありませんでした。そこで、この連載では、不動産仕入れ理論の第一人者である不動産会社専門コンサルタントの梶本幸治さんと一緒に、仕入れを「理論」として学んでいきます。


第2回目の今回は反響への対応についてです。(リビンマガジンBiz編集部)

画像=写真AC

不動産一括査定サイトから反響が入り、お客様にお電話差し上げたところ、「今、忙しいので後にして下さい」と言われ、その後一度も連絡がつかなくなった。

そんな経験、ありますよね。

「そんな経験、ありますよね」どころの騒ぎではなく、こんな経験ばかりといっても良いかも知れません。

一括査定サイトからの反響のお客様は、電話に出て貰う事すら一苦労で、反響後3分以内に必ず電話をかけるなどの対応をしなければ、お話をする事すらままなりません。

そして、せっかく電話が繋がっても、「今、忙しいので後にして下さい」との台詞を最後に、二度と電話に出て頂けない。これではあまりにも辛すぎます。

「こんなにもお客様とお話が出来ないようじゃ、一括査定サイトを利用する意味がない!退会する!」というお気持ちになってしまう事も頷けますが、ここで少しだけ、我々不動産会社サイドの対応にも問題がないか、見直してみましょう。

次のページ:梶本さんが提案する反響への対応に驚き!

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