それは…

それは…

それは…

一括査定サイトからの反響客は「薄い(確度の低い)お客様が多いから」です。

つまり、「一年間で一括査定サイトからの反響が153件あったなぁ。その内、受託出来たのが16件だから受託率は10.45%か。まぁ、すごく高い受託率とは言えないまでも、まぁまぁの合格点だな」といったように、全体的な受託状況を俯瞰的に検討出来る状況を作らず、1件1件の問い合わせに一喜一憂していると次のような状態になってしまいます。

「今回の一括査定反響も受託出来なかった。昨日の反響も電話が繋がらなかったし、その前は確か…アポイントをドタキャンされた…!何件か受託出来た反響もあるが、やっぱり一括査定サイトは駄目だな。来月にでも退会しよう」といったように、印象に流されることが多くなるのです。

上記で合格点として例に挙げたケースでも、153件中、受託は16件ですから、137件は受託出来なかった事になります。年間通じての目標受託率を設定していたからこそ、「受託率は10.45%か。まぁ、すごく高い受託率とは言えないまでも、まぁまぁの合格点だな」という台詞が出てくるわけで、目標受託率という考え方を持っていないと「何件か受託出来た反響もあるが、やっぱり一括査定サイトは駄目だな。来月にでも退会しよう」となってしまいます。

我々、不動産売買仲介プレイヤーは基本的に、不動産一括査定サイトが嫌いだと、私は思っています。しかし、不動産一括査定サイトで成果の出せない不動産仲介業者は今後益々苦戦を強いられる事でしょう。そこで、「一括査定サイトからの受託率は10%を目指そう」と、目標受託率を明確にすることにより、冷静な判断を下せるよう体制作りを行って下さい。

POINT

・目標受託率は、印象に流されずに冷静な判断をするために必須!

・受託率は10%を目指そう!

 
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