【シリーズ・【売り】から入る不動産買付営業⑦】
不動産仕入れ理論の第一人者である梶本幸治さんが、デキる不動産営業の心得、成功している不動産会社の特徴を紹介します。
営業目標数字は「売り」から入れ!が持論の梶本氏が、その理論を解説してゆきます!シリーズ第7回目の今回は、step4にすすみます。実は奥深いポスティングについて考えましょう。(リビンマガジンBiz編集部)
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この「【売り】から入る不動産買付営業」では、ここまで受託前から受託後の既存顧客への紹介までを解説して参りました。
今回の記事からはいよいよ、具体的な販売活動のお話を致します。
【Step1】媒介受託前に準備しておくべき事 ←平成31年4月17掲載
【Step2】媒介受託時の考え方と売り主との折衝について ←平成31年4月24日掲載
【Step3】既登録顧客への紹介 ←令和元年5月8日掲載
【Step4】物件周辺へのポスティング広告 ←今回はココ!
【Step5】ポータルサイト等、ネットへの物件掲載
【Step6】オープンハウスや現地案内会開催
【Step7】顧客案内時の注意点
【Step8】案内後のクロージングに関する注意点
【Step9】商談不調に終わった買客への対応法
【Step10】売主への価格交渉と契約準備
【Step11】成約後に行うべき営業活動とは?
今、不動産の買い集客手法はインターネットがメインであり、チラシはもう「過去のモノ」との声も聞こえますが、まだまだそのような事はございません。
確かに購読者の減った新聞折り込み広告では反響は期待できないかも知れませんが、ポスティング広告は未だに有効な広告手法です。
特に媒介受託直後の、営業担当者による物件周辺へのポスティング広告は「早期に且つ高値」で売却するためには、絶対に必要な広告活動です。
「絶対に必要なんて…極端な表現を使うなぁ」と思われたかも知れませんが、「早期に且つ高値」での売却を目指すなら、物件周辺への営業担当者自らによるポスティング広告は【絶対】に必要です。
では、ここで質問です。
ある物件が売りに出された時、その物件を一番高値で買ってくれる可能性が高い人は誰でしょうか?