【シリーズ・【売り】から入る不動産買付営業】
不動産仕入れ理論の第一人者である梶本幸治さんが、デキる不動産営業の心得、成功している不動産会社の特徴を紹介します。
営業目標数字は「売り」から入れ!が持論の梶本氏ですが、その理論を細かく解説していきます!第1回目の今回は、それぞれの営業手法の定義から紹介していただきます。(リビンマガジンBiz編集部)
本日から新連載スタートです。
題して「【売り】から入る不動産買付営業」。
私は今まで、この「元不動産営業マン梶本の、結果を残す営業術」で、仕入れ中心の営業活動をお勧めしてきました。
特に、2018年02月28日のコラム【営業目標数字の根拠は「売り」から立てよう】では、売り獲得施策の量と質を精査することにより、営業目標数字の根拠を「売り」から立てる事の重要性をご説明し、「買い」から営業目標を設定していると、数字は安定せず、営業成績低迷者会議の常連になってしまうともお伝えしました。
しかし、いかに仕入れが重要とは言っても、買主が見つからない事には仲介手数料は頂けません。自社分譲や買取再販の場合でも、売れない事には利益は出ません。
そこで本日から全14回の連載「【売り】から入る不動産買付営業」の中で、仕入れた物件の販売手法を含めた買付営業全般を解説して参ります。
先ず「売り」から入る買付営業とは何なのか、その定義についてご説明します。今、「定義」なんて大仰な表現を使ってしまいましたが、私が勝手に考えた定義なので、「梶本の考え方」くらいの意味で捉えて下さい。