では、「チラシ配り」の全てが無意味であり、チラシ配りを行う全ての営業担当が無能で馬鹿かと言いますと、そういう訳ではありません。
「反響の得られる可能性が高いチラシ配り」なら積極的に取り組むべきです。
例えば、売り出したばかりの新規物件があったなら、【●オモテ面:物件チラシ ●ウラ面:案内文】のようなチラシを作成し、近隣に配る事は重要な集客施策です。
そして、そのようなチラシで更に反響を増やそうとするなら、チラシ配布前はネットにも物件を掲載せず、ウラ面の案内文に「本物件は○月○日にインターネットへ公開する予定ですが、先ずはお近くの皆様、1,000世帯様へご紹介に伺いました」と記載すればいかがでしょう。
そのチラシをご覧になった方は「ネットに公開される前に問い合わせてみよう」と思われるかもしれません。
このように反響を取るために色々と考えた後、チラシ配りを行うことは「立派な営業活動」ですが、ただ漫然とチラシを配るだけであれば、学生のバイトにも出来ることであり、不動産のプロである営業担当者の仕事ではありません。
何の工夫もせず、まるで「チラシ配りマシン」のようにポスティングを行うのではなく、しっかりとした施策を立案した後に、「反響の取れるチラシ」を配布するよう心掛けて下さい。
■本日の格言
・「仕事をやった感」に支配されるな!