「私はお客様のためを思って営業の仕事をしている。業績はイマイチ上がらないが、お客様を騙して売るような事をするくらいなら、今のスタイルを貫きたい。私のようにお客様第一主義で仕事をしている営業担当の数字が上がらないのは、会社が業績第一主義に走り過ぎているからだ。お客様を大切にするマトモな営業担当は私くらいだ!」
しかし、これこそが「重たい押しつけの営業姿勢」を生み、結果として「お客様のニーズが見えず、業績も上がらない」状況を作っているのではないでしょうか。
我々、不動産・住宅に携わる仕事は扱う金額が大きいのが特徴です。確かに【お客様の人生に携わる仕事】で【一生に一度のお買い物のお手伝い】という側面もあります。
しかし、そのような美しい言葉で自らを偽り、お客様と向き合っていない営業担当は、自身の営業スタイルが本当にお客様のためになっているのか見直してください。
ひょっとしたら、「契約まではお客様。決済までは顔見知り。決済終われば赤の他人」くらいドライな考えの方が、お客様の真のニーズが見えて来るかも知れません。
心は熱く、頭はクールに営業に臨めば、また違う景色に出会えると思いますよ。
■本日の格言
・お客様第一主義が押しつけ営業になっていないか考えろ!
・常に頭はクールなままでいろ!