大学への進学や就職で実家を離れて新たな生活を始めるとき、お部屋探しについて何もわからず不安に思う人も多いでしょう。そんな人のために今回は初めてのお部屋探しを簡単に一からシミュレーションしてみましょう。
事前準備
初めてのお部屋探しはまず事前準備からスタートです。自分の給料や親からもらえる仕送りの金額を基に出せる家賃を決めましょう。家賃の目安は月収の三分の一以下が理想的といわれています。その他にも入居時には家を出るときに元の状態に部屋を戻すための敷金、家主にお礼金として払う退去時にも一切お金が戻ってこない礼金、不動産会社に支払う仲介手数料などのお金がかかるので頭に入れておきましょう。その次に自分がどのエリアに住むか通勤通学の利便性も含めて考えましょう。ポイントは大きなターミナル駅の近くは家賃が高くなりがちです。そこでターミナル駅の近くに限定せず、ターミナル駅に繋がる鉄道路線の沿線も含めて考えてみましょう。最近では鉄道の乗り換えも鉄道会社間の相互直通運転でかなり便利になりました。神奈川から埼玉まで一本で行ける鉄道路線もあります。いくつか候補のエリアをつくっておきましょう。
ネットで検索
エリアを決めたらインターネットでそのエリアの情報やお部屋について調べてみましょう。インターネットにはそのエリアに住む人からの周辺環境に関する情報やお部屋に関する情報も沢山あります。検索するときは築年数などの条件を入れて検索すると希望のお部屋が見つかりやすいです。それらから気になる物件に目星を付けて実際に見学する物件を決定します。
不動産会社に問い合わせる
見学したいお部屋が決まったら不動産会社に問い合わせます。問い合わせはメールでも出来ますが、早めに見学したい場合は電話の方が早く連絡がつきます。メールで問い合わせる場合はその物件が埋まってしまうことも考えてその他の要望も記載しておくと相談に乗ってくれます。自分の電話番号などを伝えることを忘れずにその時に物件見学の予約もしておきましょう。
見学へGO!
見学は日当たりなどの間取り図ではわからないポイントを中心に過ごしやすさや駅までの時間などをチェックしておきましょう。お部屋だけでなく共用部分の廊下やごみ箱の清潔感も判断のポイントです。この時に周辺環境のチェックも忘れずに。
契約
気に入った物件が決まれば、大家さんの入居審査で家賃が払えると認められて契約になるので住民票や源泉徴収票などの書類は揃えておきましょう。この時に家賃の発生日なども確認しましょう。それらが全て済んだら引っ越し会社をサービス内容や予算から選定し引っ越し作業を行って新たな生活がスタートです。