住宅やマンションなど、不動産を購入したときに多くの方は火災保険を提案されると思います。購入した不動産は資産となり、万一の事故に備えて保険に入っておくのが得策でしょう。

火災保険というと火災が発生したときに保険が下りると思われがちですが、以下のような補償があります。

■火災・落雷・破裂・爆発

出火による火災のほか、落雷による破損やガス爆発なども補償可能です。

■風災

台風によって物が飛んできて家が壊れた、瓦が飛んで行ったというような風災も補償可能です。

■建物外部からの物体飛来

建物にトラックが突っ込んでくるなどといった事故も補償可能です。

■盗難

空き巣被害によって窓ガラスやドアが破損した。住宅の場合、現金や家財が盗まれたといった損害が補償可能です。

■水災

大雨によって川が増水し、家が浸水した。土砂崩れによって家が損害を受けたといった事故も補償可能です。土地が低い地域や近くに川がある地域の場合、必要な補償と言えます。

■不足かつ突発的な事故

自分自身で誤って壁を壊してしまった、子どもが暴れて家具を壊してしまったという事故が補償可能です。当然故意によるものや、さび・腐食といった経年劣化は対象外になります。

これらの補償を保険会社によっては付け外しすることができ、掛け金を安くすることが可能です。例えばマンションの3階以上であれば水災のリスクは低くなるでしょう。保険選びの際には重要なポイントになると言えます。

火災保険に加入するには、保険代理店を通す必要があります。代理店はショッピングモール等に入っている来店型ショップのほか、不動産業者が代理店をやっていることもあります。また融資を受けた銀行から提案されることもあるでしょう。

どの代理店から入っても保険商品自体は同じです。ただアフターフォローや代理店独自のサービスで選ぶことも重要です。

物件の価格が高くなるほど、火災保険の掛け金は高くなる傾向にあります。不動産購入時は保険にかかるコストも計算するようにしましょう。

 
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