マンションや一戸建ては大切な資産です。
売却するなら少しでも高く有利な条件で手放したいですよね。
実は、中古住宅が売れやすい時期はある程度決まっています。
タイミングを見極め、より有利な条件で物件を売却しましょう。
■季節による違いはあるの?
引っ越しが多い季節は、一般的に2月から3月にかけて。
子どもの進学や転勤に合わせ、事前に引っ越す人が多いためです。
また、転勤の辞令が出る秋も引っ越しが多く、これらの季節は中古住宅の取引もある程度活発になります。
ただし季節によるニーズの変動は、売却のしやすさにそれほど大きく影響しません。
やはり、マンションや一戸建てという大きな買い物をする方は、じっくりと時間をかけて探すからです。
売れやすい時期に売り出しても、買う方は検討期間が取れません。
住宅を売却したい場合、余裕をもって早めに動くことをおすすめします。
■中古住宅が一番売れるタイミングとは
季節による変動はあまり関係ない一方、時期によって売却のしやすさは確かに違ってきます。
中古住宅が売却しやすい時期は、次のようなタイミングです。
・景気がよい時期
景気が上向くニュースが増えると、地価が上昇していくと予想されます。
購入希望者は「地価の上昇前に購入しよう」と考えるため、比較的売却しやすい時期といえます。
今後の収入に対する不安感が減るという心理的要因も、需要に影響するのかもしれませんね。
・金利が安い時期
住宅の購入では、多くの人が住宅ローンを利用します。
数千万円にもなる住宅の支払いでは、1%の金利の違いで総支払額が数百万円違ってくることも。
金利が安い時期には総支払額を抑えて住宅が購入できるため、購入に踏み切る人が増加します。
そのため、中古住宅も売却しやすくなります。
■まとめ
年間を通して、マンションや一戸建て住宅には一定のニーズがあります。
しかも、超低金利が続く現在は売却しやすいタイミングだといえるでしょう。
中古住宅の物件価格には消費税がつきません。
ただし仲介手数料には消費税がつくので、消費増税前というタイミングも狙い目です。
売りやすいタイミングを逃さぬよう、お早めにご相談ください。