マンションを高く売るための条件は、建物の状態? それとも築年数?

 

いいえ、マンション査定で最も重要な条件は、実は「立地」なんです。

 

どんな立地条件だと、マンション売却が有利に進むのでしょうか? ご紹介します。

 

 ■マンション売却を有利にする立地条件

 

マンション売却に有利な立地条件には、大きく分けて4種類あります。

 

「交通利便性」「生活利便性」「環境」「安全性」の4つです。

 

駅からの距離や交通手段の豊かさ、主要施設へのアクセスなどの「交通利便性」。

 

教育機関や医療施設、商業施設などの豊富さ、距離といった「生活利便性」。

 

街並みの美しさや緑の豊かさは「環境」に含まれる要素です。

 

治安や防災への備えなどは「安全性」に含まれます。

 

都心部か郊外か(エリアの違い)で、価格の6割程度が決まると思ってください。

 

また交通利便性は、マンションの資産価値と住み心地のよさを大きく左右する要素です。

 

マンションの利便性が高く通勤時間が短ければ、1日の中で有効に使える時間が増えます。

 

仮に2時間の通勤時間を短縮できるなら、時給1,000円だと考えても、20日出勤で月4万円もの違いが出ることに。

 

お金をかけても便利なマンションを欲しがる人が多いことも納得ですね。

 

これらの条件のどれを重視するかは人それぞれ。

 

家族構成によっても、重視する項目が違ってくるでしょう。

 

ただ、広さや間取り、階数といったスペックや築年数よりも、立地が査定額に大きく影響することは確かです。

 

立地がよく資産価値があれば、売却や賃貸などマンション活用の選択肢が広がります。

 

■ まとめ

 

売却する予定があるなら、資産価値の下がりにくい立地のマンションがおススメです。

 

築浅でキレイなマンションの査定額が安いなら、立地に問題があるのかもしれません。

 

まずは不動産取引の過去事例を調べ、周辺の相場を把握しましょう。

 

相場を知るには複数の不動産業者に査定を依頼し、比較することも大切。

査定依頼時の対応などもチェックし、頼りになる売却のパートナーを見つけましょう。

 
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