マンションの購入希望者は、内覧の印象で購入を決定します。
「ここに住みたい!」と思わせるには、どうすればよいのでしょうか?
ちょっとした内覧のテクニックをご紹介します。
■内覧の決め手は「清潔感」
マンションの内覧では「清潔感」が求められます。
築年数や広さは相手も知っているので、それほど影響はありません。
清潔感を出すために必要なのは、「掃除」と「整理整頓」です。
購入の決定権を持つ女性は水回りを入念にチェックします。
キッチン、トイレ、浴室は特に念入りに掃除してください。
ホコリやカビといった、マイナス要素を取り除きます。
また、床にものがあると部屋が狭く見え、イメージダウンにつながります。
家具もできるだけ減らし、置物などの飾りも多いようなら減らしておきましょう。
内覧当日は、事前に部屋をしっかりと換気します。
マンションの室内には、自分では気づかない臭いがこもっていることも多いものです。
それらを取り除くため、内覧の1~2時間前には部屋の空気をすべて入れ替えておきましょう。
また、明るい部屋は好印象。
カーテンはレースカーテンもすべて開けておき、照明はすべてつけておきましょう。
もちろん、購入希望者を親切に迎え入れる売主の態度も大切です。
できれば周辺の買い物スポットや医療施設、美味しいお店などの情報も教えてあげましょう。
「ここに住みたい!」と思ってもらいやすくなるかもしれません。
■まとめ
ここでご紹介した内覧のテクニックは、どれも当たり前のものばかりです。
ですが、これらの準備をしっかり行い清潔感を出せば売却もスムーズに進むはず。
さらに高く売りたいのなら、「ホームステージング」というサービスを参考に、部屋を準備してみましょう。
モデルルームのようなインテリアコーディネートで、物件の印象をアップするサービスです。
サービスそのものは利用できなくても、すっきりとした部屋づくりは印象アップにつながります。
「自分なら欲しいと思うか」という目線で、部屋を見直すことが大切です。