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独立後、以前勤めていた会社が持っていた弱点は克服しておかなくてはならないのです。

業種と取り扱いする不動産の内容によって、不動産業を大きく分類すると、以下のようになります。

業種

(a)仲介業(売買、賃貸)(b)買取り・再販売(c)新築販売(d)賃貸業(e)管理業 (f)コンサルティング業 等

内容

(a)居住用(土地、戸建、マンション)(b)事業用(土地、店舗、事務所、工場、倉庫 等)(c)収益(マンション、ビル 等)

私の場合、独立前の会社は都心部のオフィスビルに事務所があり、不動産屋と聞いて一般の人がイメ-ジするような駅近の1階路面店舗ではありませんでした。そのため、飛び込みの来店客はほとんどありませんでした。

一方、地域密着で長年営業を続けてきた会社であったため、地元の有力な地主や企業との関係が強く、売却依頼や紹介客の多い会社でした。

企業のストロングポイントとウィ-クポイントを分析すると以下のようになります。

ストロングポイント

紹介客が多かった。居住用不動産の売買、賃貸での成約率が高く、住み替え、買い替えなどリピ-タ-も多かった。地域内での信用を特に意識していた為、成約後のアフタ-フォロ-には定評があった。

ウィ-クポイント

紹介客に頼る体質があり、新規顧客、新規案件の開拓が弱かった。長年、居住用物件を中心に扱っていたため、事業用物件や収益物件に対する情報元や専門知識をもった社員が殆どいなかった。

では、あなたの会社の業種と主に取り扱う不動産の内容を分類した上で、会社のストロングポイントとウィ-クポイントを分析してみましょう。

【チェックリスト】

〔業種〕⇒            〔内容〕⇒

◎ストロングポイント ⇒

◎ウィ-クポイント  ⇒

 
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