土地だけを売る場合や、土地と一戸建てを一緒に手放す場合、更にはマンションを売却する場合と、様々な組み合わせで不動産を手放すことになりますが、一体どのような流れで話が進んでゆくのでしょう。
自分の所有していた物件を手放して収益を得る可能性がある大切な関わりですので、不動産会社任せにせず、積極的に携わるのが理想です。
最初に行われるのが査定価格を調べもらうことです。おおよその相場や価格の予想は、事前にインターネットなどで調べておきますと、参考資料にもなる上に交渉次第では値上げして高く売却できる可能性もあります。
この時に既に一社に絞るよりも、複数の不動産会社を利用して、サービス面や対応する接客態度なども考慮した利用先のセレクトをすると、思い通りの不動産売却が実現するはずです。
その後媒介契約を不動産会社と結びますが、専属専任媒介契約を始め、専任媒介契約と一般媒介契約の3種類で構成されている中から、自分が望む物件売却を依頼する手続きを不動産会社と行います。
その後売り出し価格が決まって、実際に営業活動が開始されます。
最近ではインターネットで不動産情報を仕入れる方が多く、ホームページの物件情報への重要性が高まっていますが、新聞折り込み広告やポスティングによる手配り広告の効果も高く、気に入った物件と運命的な出会いをする方も決して少なくはありません。
早い段階で問い合わせや相談に訪れる方もいて、広告やサイトだけでは分からないので、実際の物件を見たいと希望する方も沢山います。
そのような場合は内見に立ち会い、既に引き払って引越し済みの場合は良いですが、現在生活している住まいを見てもらうこともあるので、掃除を念入りにするなど、不動産会社のスタッフ同様に売り出す側としてセールスポイントをアピールするチャンスです。
どうしても立ち会えない場合は、不動産会社に依頼して任せてしまうことも可能ですので、安心して検討できます。
無事に契約が成立しますと、買主へ引き渡す為の手続きなどを全て済ませて完了となります。
話がスムーズに進めば短期間で終わる売却の活動ですが、長く掛かることも覚悟しておくと、いざという時に慌てずに済むはずです。