「マンションも個人売買が出来るようになる！？」

皆さん、こんにちは。国際不動産コンサルタントの市川隆久です。

〈時代の流れには逆らえない〉

株の売買がネットで出来るようになって、かなりの時間が経ちました。
その後、生命保険もネットで購入出来るようになりました。
この二つによって手数料や保険金額の大幅な値下げになりました。
価格.comに象徴されるように、家電も飛行機も価格比較サイトから安い価格を自分でチョイスしてパソコンで買える時代になりましたね。

商品が同じものであれば、比較は簡単ですね。

中古車は車種や年式や走行距離において同じであれば、あとは車の状態や過去の修理履歴などで違いが出ますね。買取業者は仕入れで補修やメンテナンスをして、その後の保証をどうするかによって価格が決まります。

〈フリーマーケット化する世の中に〉
フリーマーケット化が進むと経済活動には少なからず影響がありますよね。
個人間で直接売買が行われれば、そこには手数料は存在しませんから。
問屋を介しての商売は、業種業界によって淘汰されたりまだ健在だったりです。
タクシーがウーバーに取って代わるまでにはならなくでも、評価の高いウーバーのドライバーならタクシーよりも安くて良い、という時代は来るはずです。

マンションはどうでしょうか？
〈宅建業法の縛りの中で規制はあるが基本的に自由化になる！？〉

私は今現在。国際不動産コンサルタントをしています。国際不動産とは、日本及び海外の不動産のコンサルタントです。

私は今まで15ヶ国の不動産の紹介をしてきました。
東南アジアから始まり、アメリカ、カナダ、オーストラリア、そしてイギリスやドイツなどのヨーロッパの不動産を日本人の不動産投資家の方々に紹介しています。

不動産の世界商社版ですね。

購入へのサポートもしています。

不動産業界の構造が国によって異なることしばしばです。
色々な国の不動産取引をしていると、
日本の不動産業界は特殊であることに気付きました。

アメリカでは、個人エージェントが不動産仲介の主流であり、そのためのデータベースがしっかりと整っている。

タイでは、宅建業法も無ければ不動産業者免許もなく、エージェントの資格もない。でも個人売買は行われている。

ことことだけでも、日本でも近い将来、不動産の個人売買が一部解禁になる日も来る、というきもしますね。
ただし宅建取引士の第三者の評価システムをしっかり作って、アメリカのようになるのだろう、とは思いますね。