皆さんこんにちは。
国際不動産コンサルタントの市川隆久です。
前回のコラムでは、私が20代の時に経験したバブルの実態を、
結果として2年で2300万円の利益を得ました。
居住用不動産の3000万円控除を使いましたので、
購入時の自己資金は諸費用合わせて300万円くらいでしたので、
やはり、バブルは凄かった。
中国人もこんな気持ちなのでしょうね。
<不動産の高値は続くと思っていた>
さて、それだけの利益も出ましたが、
借入は6000万円でした。
当時の金利は金融公庫で4.5%。民間住宅ローンは6%
手元には1000万円を持っていました。
値上がりした2300万円のうち1500万円をマンションの頭金
絵に描いたようなバブルでしたね。
6000万円で当時の金利で、
当時のリクリートの収入は20代でもかなり高い収入で、
多少の無理は承知でローンを組みました。
(今思うと無理しすぎですが、
しかし、これが後々になって、大変なことになります。
<バブルはいつかはじける>
翌年。
バブルがはじけました。
しかも急に。
1990年の8月。
NHKで六夜連続の特番。
タイトルは「土地は、、、まだ上がるのか?(忘れました)」
内容は不動産を買えなかった人の恨み、
この時期に金融引締めを一気に行いましたね。
所謂、不動産総量規制ってやつ。
それからの週末。
私は自分が担当していたマンションの販売センターに行きました。
すると、お客さんが全く来ない。。
他の販売センターも全く同じ状況。
半年前には売出しに人が並んでいたことを思うと、こんなことは、
その時は、自分の買ったマンションは当時割安だったので、
そして、一年後転勤もあり、
これが後々大きな損をすることになります。
その話は次回。それではまた。