不動産を売るにも買うにも、人生の中で1番大きな売買になります。大切な財産を売買するのですから、なるべく自分の希望に近い条件で売買したいと思うのは当然のことです。
不動産売買をするとなると、不動産業者に仲介に入ってもらうことが一般的です。つまり、不動産業者選びが不動産売買の成功のカギを握り、不動産売買成功へのスタート地点になります。
大きな不動産会社がいいのか?地元の不動産業者がいいのか?
大きな不動産会社、地元の不動産業者どちらにもメリットがあります。大きな不動産会社の場合、その知名度から物件数や顧客を多く抱えていることが多いので、大きなメリットになります。一方、地元の不動産業者の場合、地元ならではの、売買したい不動産価値をよく把握しています。また、地元の顧客が多いので、近所で物件を探している顧客情報を持っていることが多くこちらも大きなメリットになります。どちらもそれぞれメリットがあるので、自分に合った業者を選べばいいと思います。
会社の姿勢が大事
不動産会社を訪れた時に会社の雰囲気を感じ取ってください。不動産会社の体質がわかると思います。元気よく丁寧な対応をしてくれる会社なのかを確認しましょう。好感が持てる対応をしてくれる会社は、その会社の姿勢が自ずと表れているので良きパートナーになる可能性が高いです。また、宅建士の人数を確認してみてください。法律上、宅建士は従業員5人に1人以上設置しなくてはいけないのですが、より多くの宅建士がいるということは、それだけ不動産取引の知識を持っている人が多いということです。こちらも会社の姿勢がうかがえるポイントになります。宅建士の役割は不動産取引において重要な重要事項の説明になります。不動産に関する正しい知識がなくてはできないのです。
担当者が重要
不動産会社の姿勢を判断しても、担当者によって左右されることが大きいです。あまり調子がいい担当者はお勧めできません。誰に対しても調子がいいからです。また、あなたの意見をあまり聞かず、価格交渉ばかりしたがる担当者もいけません。さらに、こちらに考える時間を与えずに、契約を勧めてくる担当者もNGです。これらの条件にあてはまらずに、あなたの意見をよく聞いて、的確なアドバイスをくれ、あなたのペースで契約へと運んでくれる担当者が良い担当者だと言えます。ただ、人には、相性があります。上記の会社、担当者の条件を考慮した上で、自分に合った不動産業者を選んでみてください。
良き取引になることをお祈りしております。