不動産ことマンションを購入する際に、あなたはどんな物件が買い物件だと思いますか?
一生住むマンションでも、後々住み替え希望で売却するマンションでも、売却しやすいマンションを選んでおいた方が将来助かります。
家族は育ち、家庭環境は変わっていくのが通常です。はじめは一生住むつもりで買ったマンションも、いつの日か住み替えをして、他のマンションや戸建て住宅を購入することがあるかもしれません。また、相続が発生し、住み手がいなくなったマンションを売却するようになる可能性もあります。これらのことを考えると、売却しやすいマンションを購入しておくことが将来に役立つのです。
では、どんなマンションが買い物件なのか?確認してみましょう。
好立地、築年数が浅いのは当たり前
駅から近いとか、買い物施設が揃っている、環境が良い、眺めが良い、日当たりが良いなどの好立地物件や、キレイで最新の新築分譲マンションや築浅物件を選ぶことは、誰でも思いつく買い物件ですよね。当然のことながら売却しやすい好物件に間違いありません。しかし、売却する頃には、年数を重ね古い物件になっています。よほどの環境変化がない限り好立地は変わることがないでしょうが……
売却しやすいマンションはこれだ!
家族は成長します。子どもは育ち、いつか独立し、家族の人数は変化し、ライフスタイルも変わっていきます。一生住むマンションならその変化に対応しやすいマンションこそが良い物件です。変化に対応しやすいということは、リノベーションしやすいことにつながります。リノベーションの自由度が高い物件は、売却しやすい物件と言えます。したがって、一生住むにしても、将来売却するにしても変化に対応しやすいマンションを選ぶことが重要です。この変化に対応しやすいマンションのことを可変性のあるマンションと言います。可変性のあるマンションこそが買い物件なのです。
可変性のあるマンションのポイント
①部屋の中に梁、柱がない、もしくは極力少ない
②配管が点検、交換しやすい
③二重天井、二重床
④天井高がなるべく高い
これらのチェックポイントに気をつけてマンション探しをしてみてください。リノベーションの自由度が高い、売却しやすいマンションを獲得できるハズです。