誰も住まなくなった、もう必要じゃなくなったというような空き家を所有している人も多いかと思います。
物みたく手軽に人にあげられれば問題はすぐに解決できるのでしょうが、家というものは様々な手続きなどがあってそう簡単に人にあげることもできません。
しかも、その家自体が売れるとなれば1円でも高く売りたいと欲も出てくることでしょう。
空き家を少しでも高く売るコツというものを知っておくことで、こういった悩みはすぐに解決できるのではないでしょうか。
戸建ては売る方法が2通りある
戸建ての家を売るというケースの場合、家をそのままの状態で売るというケースと解体してから売るという2つのケースが存在してきます。
ちなみに、買主を個人で絞って考える場合は家を解体して、その土地を更地にしてから売るほうが手っ取り早く売れることになるかと思われます。
買主側からしても一から好きな家を建てることもでき、そのままで買うよりも更地の状態からのほうがすぐに工事へと向うことができるからです。
更地にしてから売るデメリットとして、その家の解体費用は全て売主が負担をしなければならないという点になります。
逆に、買主が不動産業者だとした場合は家もそのままの状態のほうが早く売れる可能性があるのです。
不動産業者というのは戸建ての解体工事を多く発注しているということもあり、コストといった部分でもかなり抑えることができるからなのです。
このように、買主の立場が違うだけで売るケースというのが変わってくるのも大きな特徴になります。
戸建ての空き家自体、持っているだけでお金もかかってくるものですので、どのようなケースで売るのかということをまず想定することから始めればいいのではないでしょうか。
マンションは売りやすさが特徴
マンションの場合、戸建てと違って部屋だけを売ることになりますので隣の家との境界線などといったトラブルもないため、比較的スムーズに売れるというのが大きな特徴となってきます。
ちなみに肝心の価格になるのですが、まず不動産会社との相談が必要不可欠となります。
一般的に、相場の約5~10パーセント上乗せしてから売りに出すというのが基本となってくるでしょう。
高く設定すればなかなか買主も見つからないと思いますが、中には仕事の都合や家族の都合などですぐに家を購入しなければならない人がいます。
運よくそういった人とめぐり合えば、通常の5~10パーセントほどの上乗せ金額で売ることもできるのです。
戸建てにしろマンションにしろ、家を持っているだけで誰も住んでなくとも税金というコストがかかってきます。
無駄な出費を抑えるためにも、いらない空き家はすぐに1円でも高く売ることを目的に動くことが大事になってきます。