人間誰しも老後のことを心配に思うものではないでしょうか。
一生困らない蓄えがあるのならまだいいかもしれませんが、貯金もあまりない、住んでいる家も持ち家ではないからいつまで住めるのかわからない、などの不安というのは誰しもが持っているものなのです。
せめて、老後になってからの住まいというものだけでもしっかりしておくことで、一つの安心というものが得られるのではないかと感じます。
そこで、老後のセカンドライフにうってつけの住まいというものには何が必要なのか考えてみたいと思います。
何といってもまずは間取り
「老後のセカンドライフに最適な家」こちらの物件に必要なのは、まずは何といっても間取りになってくるはずです。
歳を重ねれば重ねるほど身体にガタがきはじめます。
膝や腰といった身体を動かす際に必要なところは必ずといっていいほど不自由になるはずです。
ですので、現在は2階などをリビングにしているような間取りは後々かなりしんどくなるでしょう。
早めのリフォームといったことがここでは必要になってくるのではないでしょうか。
後、これからセカンドライフのために家を変える際も同じで、1階をリビングで使えるような間取りの家に引っ越すことが大事になってきます。
サービス付き高齢者向け住宅
最近では、サービス付き高齢者向け住宅というものをよく目にします。
これは、高齢者の人が一人でも安心して生活が送れるような住宅となっています。
老人ホームのように思う人がいるかもしれませんが、これはれっきとした賃貸の物件になるのです。
肝心の部屋なのですが、高齢者でも安心して生活が送れるように全てがバリアフリーになっているのが大きな特徴だといえます。
後、安否確認や生活相談サービスも付いているということから、高齢者であれば誰でも安心して生活が送れるようになっているのです。
希望があれば、食事や訪問介護など気軽に受けられるサービスも用意してあります。
ちなみに費用になるのですが、敷金・礼金と月額利用料の2種類と分けられてきます。
まず、入居時に敷金と礼金が必要となる場合、一般の賃貸と同じように2ヶ月~4ヶ月程度の初期費用が必要となります。
当然、家賃に関しても場所や間取りなどによって様々になってきます。
そして月額利用料を支払って生活をする場合、上記の家賃にプラス管理費や共益費、人件費などが加算されてきます。
初期費用がかなり抑えられる分、1ヶ月の利用料も安いところで10万円、高くなれば20万円ほどかかるような住宅も存在してくるのです。
老後のセカンドライフの住まいには様々な方法があるのですが、まずは間取りが大事になりますので生活のしやすいようなリフォームが大事になってきます。
それよりも安心して生活をしたいのであれば、今まで住んできた家を手放して、サービス付き高齢者向け住宅に住んでみるというのも一つの手になってくるのではないでしょうか。