マイホームを持つというのは誰しもが心に秘める大きな夢ではないかと思われます。
ですが、家を買うときのタイミングというのは意外と難しかったりもします。
正直なところ、買いたいと思ったタイミングがベストのタイミングのような気もしますが、ただ気持ちだけで大きな買い物をしてしまうと後に痛い目に遭う可能性もあるのです。
貯蓄額と将来の家族構成
家を買う際、ほとんどといって銀行からお金を借りてローンで購入することになります。
そこで必要になってくるのが頭金というものです。
この頭金が多く用意できればできるほど、後に支払う金額や年数というのも減ってきます。
頭金ゼロで購入するツワモノも中には存在してきますが、やはりここは後々のことを考えれば頭金は多く支払っておいたほうが無難に思えます。
ですので、まずは頭金をいくら出すかということを設定しておき、その金額が貯まった時点で購入するというタイミングも良いかと感じます。
それと同時に将来の家族構成もきちんと視野に入れておかなければなりません。
中には子どもが産まれたタイミングで家を購入する人もいます。
ただ忘れてはならないのが、その先の家族の人数なのです。
最初は夫婦と子どもの3人からのスタートかもしれませんが、後々に子どもが増える可能性だってあるのです。
そういったところも無計画で購入してしまうと、子ども部屋が与えられない、自分の書斎が持てない、といった可能性も出てきてしまうのです。
年収も大きな問題となる
一般的に、マイホームが持てるというのは高所得者だけと考えている人も多いでしょう。
確かに、年収が200万円にも満たないような人が家を購入するとなれば、ただただ無謀ということがいえます。
ちなみに、よく世間で言われているのが年収の5倍までの家を購入するのが良いとされています。
とはいえ、これはあくまでも目安というものになります。
年収が300万円の人でも立派な家を購入している人も当然のようにいます。
過去の貯蓄や親の援助などを使って立派な家を購入している人もいますし、自分の背丈に合った家を購入している人もいます。
ただ、きちんとローンの審査が通るぐらいの年収や定職に就いているのであれば、決して家を購入するのは難しい問題でもないような気もします。
ただ、年収は低い、きちんと定職にも就いていないとなれば家の購入は難しいといえるでしょう。
結局のところ、家の購入にタイミングというのは人それぞれになってくるのです。
タイミングも確かに大事かもしれませんが、何よりも無謀な買い方をしないということのほうがよっぽど大事になってくるのではないかと思われます。