いつまでも賃貸で家賃を払い続けるのがバカらしいと考えている人は多いのではないでしょうか?
同じ金額を支払うのであれば、家賃として支払うよりマイホームとしてローンを支払っていった方が断然お得なような気もします。
それでもそう簡単にマイホームが持てる時代ではありません。
無理してマイホームを買うのか、それとも無理をせず賃貸で家賃を払い続けた方が良いのか。
実際にこういった悩みを抱えている人は多いかと思います。
マイホームの本当の意味
まず、マイホームを買うにあたって一番大事になってくるのが、本当に自分はマイホームがほしいのかということになります。
周りが買いだした、世間体、といった部分だけで高い買い物をしてしまえばいつか痛い目に遭うかもしれません。
実際に家を買う際、現金一括で買えれば何の問題もないでしょう。
ですがそんな人は本当に限られた人であり、9割以上の人はローンを組んでマイホームを購入することになるのです。
そこで考えてほしいのが、本当に自分の持ち家となるのはローンを全て返済し終えてからだということです。
ローンが残っているということは借金を背負っているということになります。
自分は借金をしてまで本当に買いたいものなのかということを今一度考え、それでもほしいと思うものであれば思いっきって購入しても損はしないでしょう。
不動産業者の悪魔の囁きに惑わされない
不動産業者がよく声にする言葉に、「それだけ毎月家賃を払うのなら、そのローンでマイホームが持てますよ」、というものがあります。
決して騙そうとして言っているわけではありませんし、もちろん間違ったことを言っているわけでもありません。
ただ、不動産業者というのはお仕事の一貫として情報を提供しているのです。
要するに、その人のために親身になってマイホーム購入を勧めているわけではないということです。
少し言い方は悪くなりますが、不動産業者というのはお客様にマイホームを購入してもらい、そのためのローンを組むための審査が通りさえすれば、後はローンが払えなくなって自己破産しようがどうでもいいのです。
ですので、購入してからローンが支払い終えるまでの計画が自分の中で確固たるものがあるのでしたら、こういった不動産業者の声に耳を傾けてもいいかと思われます。
ローンさえ完済すれば最強
ここまでマイホームの購入に関しては少しネガティブなことを述べてきました。
それだけ慎重にならなければならない買い物だということだけは、声を大にして伝えたかったのです。
とはいえ、ローンさえ完済すればマイホームというのは最強であります。
持ち家さえあればそれを担保にお金も借りられますし、持ち家があれば急な転勤であっても誰かに賃貸として貸し出せばいいのです。
ローンが残っている間はまだ借金返済の途中、だが完済さえすれば素敵な楽園が待っているというのがマイホームを持つという心構えになるのではないでしょうか。