住宅購入を考える際、マンションを買う方がお得なのか、それとも戸建てを買う方がお得なのかということは人それぞれになってくるかと思います。

決して安い買い物をするわけではありませんので、損は一切なく確実に良い買い物をしたいと誰もが考えるものです。

マンションと戸建ての比較というのを記していきたいと思いますので、もしものための参考にしてみてはどうでしょうか。

 

 

価格と入居後にかかる費用など

 

 

仮に同じ予算でマンションと戸建てを比較した場合、土地の持ち分という点だけを考えればマンションの方が物件価格は安く済むかと思います。

しかも同じ金額を支払うのであれば、マンションの方が駅近や建物面積といった好条件で住める可能性も高くなってきます。

ただ、マンションだと住み続けている限り、管理費修繕積立金などの出費が毎月かかります。

もちろん、戸建てでも個人的にメンテナンスは必要となります。

ですが、毎月徴収されるわけではありませんので、自ら計画的に積み立てていけばいいのです。

マンションの場合の修繕する箇所は自分で決めることができないのに対し、戸建ての場合は自分の好きなときに好きなように修繕をすることができるというのも一つのメリットになるのかもしれません。

 

 

固定資産税

 

 

土地や建物を所有している人に毎年課せられる税金に、固定資産税というものがあります。

一般的に、木造住宅が主とされている戸建ての住宅より、鉄筋コンクリート造りが主とされているマンションの方が耐久性に優れているということから、減価償却期間がマンションは47に対して戸建ては22とされているのです。

どちらが長く税金を支払っていくかということは、これだけ見れば一目瞭然だと思います。

 

 

共有設備

 

 

マンションの場合、毎月管理費を支払っているということから、共有設備である入り口のエントランスやゴミ置き場などは常に管理会社がきれいに保ってくれています。

しかも、敷地内のゴミ置き場に関しては24時間365日いつでもゴミが出せて、簡単な話ゴミ出しの曜日や分別日によってのゴミ出しというのをしなくて済むのです。

後、大雪が降ったときの雪かき、宅配ロッカーによる宅配便の受け取りや発送ということに関しては、マンションの方が何歩もリードしているのではないでしょうか。

 

 

資産価値

 

 

最後に、住宅購入にあたり資産価値の高さというのは非常に重要な問題となってきます。

たとえば、急にローンが払えなくなった、突然の転勤による売却や賃貸といった場合、家族を持つものとしての役割に大きく左右されてくるはずです。

ちなみに戸建ての場合、築後22年経てば価値はほぼゼロになりますが、土地に関しては一定の資産価値を保つことができます。

特に土地の高い東京都内であれば、購入した当時の金額と売りに出す金額が全然変わらないということが多々あります。

それはそれで大きな資産となってくるのです。

一方マンションの場合、建物は戸建ての倍以上の期間をかけて償却していくものの、階数が高くて居住の数が多いほど土地の持ち分は少なく、土地の評価額も低くなります。

そのため、トータルの資産だけを見ればやはりマンションよりも戸建ての方が資産価値は落ちにくいとされているのです。

 
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