どこに問題があるか把握しましょう
“大体の方が、不動産を売却する際に仲介業者を入れて購入希望者を紹介してもらうでしょう。しかし、この仲介業者。色々な会社がありますので、どこにお願いすればいいのか悩んでしまいますよね。信頼できると思ってお願いしたものの、何だかあまり積極的に動いてくれないなど、不満な点も出てくるかもしれません。そのような場合には、仲介業者を変更してもいいのです。一度依頼したからといって、売却が決まるまでその会社でなければならないというものではないからです。勿論、変更することなくうまく売却ができるに越したことはありません。
まず、抑えておきたいのは、仲介業者を変更したとして、その物件が必ず売れるというものではないことです。仲介会社を変更するということは、また1から販売をやり直すことになりますので、売り遅れてしまうという場合もあることを念頭に置いておきましょう。もし、仲介業者を変更を検討する場合には、売れない原因が本当に仲介業者のせいだけにあるのか、内覧や価格面には問題がないのかなども見直すことも行うようにしましょう。”
時間をかけないようにするのがポイント
“物件がなかなか売れない場合、まずは原因がどこにあるのかを仲介業者と相談してみるのがいいでしょう。内覧の際の対応が不十分であったり、相場価格よりも高いという部分が原因であるならば、売主側も改善の余地があるということになります。仲介業者がこのような相談に応じてくれなかったり、アドバイスがなかったり、連絡もこないというような場合は売る意識がないということになりますので、その場合は仲介会社の変更も視野にいれていきましょう。
売れないからと言って、仲介業者を次々変えたり、複数の業者と媒介契約を契約した場合は逆に売れ残ってしまうこともあります。なぜなら、売れ残っている物件として市場で目立ってしまうからです。物件情報に対して購入希望者は常に新しい物件を追いかけていきます。つまり、残っている物件はいつまでも残り、いつかは敬遠されてしまうということが起きます。”
