気になる物件の見取り図を見た時、見たことのない記号が載っていたことはありませんか?「DK」や「LDK」は分かるけど、「RF」や「SR」ってなに? 今回は見取り図で良く見る記号を紹介します。
見取り図の見方、ご存知ですか?
皆さんはお部屋探しをインターネットで行いますか? それとも不動産屋さんに直接行って物件のチラシを見せてもらいますか?
いずれにせよ、まずは間取り図や写真で物件の様子を想像するかと思います。しかし、中には実際に物件の内見に行って「間取り図や写真で見て思ったイメージとちょっと違う」なんて感じる人も少なくありません。
そのようなことが続くと、時間の消耗というだけではなく、精神的にも負担になりますよね。そこで今回は、不動産屋さんのチラシやホームページに掲載されている間取り図の見方を紹介したいと思います。
1K・1Rなどの違いを覚えよう
物件のもっともメジャーな分類の仕方は部屋数です。しかし、同じ1部屋でも1K・1Rとアルファベット違ったりします。この違いをご存じないという方も意外といるので、まずはそれらの違いを説明します。
・1Kと1Rの違い
1Kと1Rの違いを一言で説明すると、それはキッチンが独立しているかどうかです。キッチンと部屋が一体になっているものは1R、独立しているものは1Kになります。しかし。同じ1Kでも実は差があり、洗面脱衣所のある1Kない1K、キッチンが廊下内になく居間と続いている1Kなどがあります。
・DKとLDKの違い
DKとLDKの違いはL(リビング)の有無です。DK以降はトイレとお風呂が別な物件が増えてきます。また、1DKと1LDKならば1LDKの方が広くなる分、家賃が割高になります。実は同じ室内面積でも、1LDKと2DKならば2DKのほうが家賃が安かったりするのです。ぜひ覚えておきましょう。
その他の部屋名記号
R・K・DK・LDKといった記号の他にも、部屋名の記号は存在します。以下に記述しますので、部屋探しの際の参考にしてみてください。
・BDとMBD
BDはベッドルーム、MBDはマスターベッドルームの略です。MBDは家の中で一番広い寝室を指し、夫婦の寝室として想定されています。
・SR
サービスルーム(納戸)のことで、多目的ルームやフリースペースとも呼びます。
・WIC
ウォークインクローゼットの事を指します。洋服が多い女性には、これがある物件が人気です。
・SIC
こちらはシューズインクローゼットの略です。玄関にある広い収納で、靴以外の縦長の物を収納できる便利なスペースです。
・RF
ロフトです。一人暮らし向けの1Kや1Rの部屋でよく見ることがあります。寝床としては勿論、荷物置場としても便利です。
・RFB
屋根付きバルコニーのことです。急に雨が降って来ても、これがあれば多少の雨なら洗濯物が濡れません。
意外と多い部屋名の記号ですが、これらを覚えておくと部屋探しの時に非常に便利です。ぜひ理想の物件を探す際の参考にしてみてください。