こんにちは!社長さんたちの資産を分散投資するお手伝いをしています、Office withU代表の早川ゆうきです☆
今回は多くの方が知らないばかりに損をしてしまいがちな、
仲介業者との適切な距離感についてご紹介させて頂きます^^
仲介業者との利害は一致していますか?
まずはじめに、タイトルに書きました「味方」なのか、「敵」なのかという疑問。
これは、どちらにでもなりうるというのが、私が見てきて感じる答えです。
簡単に言うと、不動産を売却したいという売主さんと、
仲介業者(不動産会社)の利害が完全に一致していれば、
彼らは強い味方になってくれます。
しかし、以前のコラムにも少し書きましたが、売主側から専任媒介契約を取った後、
「次は買主も自分たちのところで担当したい!」
そう考えた時、彼らは一転して、買主側の味方になるのです。
(関連コラム)
ちょっと待って!その高額査定、「売れない値」です!!
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「効率よく高値で売却できる」って本当?競売で気をつけること
仲介業者に売却を依頼した際「効率的な売買のために」と、
競売をオススメされることがあるかもしれません。
これは、実際に良い取引になることもあるので一概には言えませんが、
お任せした業者さんによっては大変な損失を出す場合があります。
実際にどういう事が起きているかというと、
始めから業者さん達でグルになり低い価格で取引できるよう、
出来レースにされている事があるのです。
これは仲介業者の大小に関わらず、現実に起きていることですが、
物件を競売に出した売主さんはその事実に気付かぬまま、
取引をしてしまうことがあります。
売却事情を説明すると売却額が下がる
不動産を売却する理由は人それぞれです。
「管理が大変だから」などの理由の場合は、とくに急いでいる訳でもないですから、
適正価格で取引が成立する可能性も高くなります。
しかし、
-資金繰りで苦しんでいる
-子供の進学のために、一定期間内にまとまったお金が必要
-早く土地を手放したい理由がある
など、売却を急いでいる場合、
その情報は仲介業者に伝えるべきではありません。
仲介業者からすれば、少しくらい価格を下げてでも売主と買主、両方の担当をした方が
売り上げを上げることができます。
そのため、買主が納得する価格で売買できるよう、
仲介業者が売主側の事情を伝えてしまうこともあるのです。
初めての売却。仲介業者まで信用できないなんて…
専任媒介契約をせずに納得のいく取引ができれば良いですが、
一般媒介では不都合なことがあるのも事実です。
○時間と手間をかけて、信頼出来る業者を探す
○急いでいる事を悟られない
○できるだけ多くの買主候補との面接を希望する
○不動産業界に詳しい人に事前に相談する
など、売却に動き出す前の下準備をしっかりする事をオススメします。
一度に高額なお金が動く不動産売却。
ぜひ、納得のできる取引をして頂ければ幸いです^^