こんにちは!社長さんたちの資産を分散投資するお手伝いをしています、Office withU代表の早川ゆうきです☆
先日、お世話になっている不動産投資家のセミナーがあり、
ご好意でセミナー後の懇親会に参加させて頂きました。
そこには不動産を何棟も所有する大家さんがたくさんいらっしゃり、
とても勉強になるお話を伺うことができたので、
その中から1つ、シェアさせて頂きます^^
銀行が融資基準を引き上げる!?
マイナス金利政策の影響で最近は融資がおりやすくなっている
というのは、先日のコラムでご紹介した通りです。
(過去コラム)
区分マンションは今が上昇相場!高く売るには2018年までがチャンス
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しかし会場では、今後の融資に関して、
「この前の黒田日銀総裁の発言で、4月からの融資基準が厳しくなりそうだ。」
「物件を買うなら、今月中が勝負だね」
ということが、彼らの共通認識として話されていました。
私はその情報を見逃していたので、興味津々にお話を伺い、
帰宅後も改めて調べましたが、思うように情報が取れず…
銀行で融資担当をしている知人に相談しました。
すると彼からは
「特にそういう話は出てないですよ。もしかしたら本部の方でそういう噂があるのかな?」
「フラット35の金利は上がるみたいですけどね。」
というお返事を頂きました。
結局、4月以降にどうなるのか私にはわかりません(笑)
しかし、重要なのは事実ではなく、こうした情報で投資家の方々がどう動くかということです。
○融資の基準が厳しくなる○
という情報を会場で取った方は、
購入基準に満たない物件にも手を出すかもしれませんね。
○その情報を全く知らない人○
は、気持ちが緩み、
「今月中に買い付けたい!」という方との競争に遅れを取るかもしれません。
優良な物件は数が限られますので、買い付けはスピード勝負です^^
○両方の情報を持った人○
は、情報を精査した上で、
落ち着いて今まで通りの基準で投資をするかもしれませんし、
気を引き締めて、物件の買い付けを行うかもしれません。
とにかく今、ここで重要なのは…
目の前の購入希望者が「どの情報をもとに行動しているか!」 です。
未来はわからない。けれど、この噂が広がっているのは「現実」
不動産の売買は、「売り手」と「買い手」で1セットです。
この情報はこれから不動産の売却を考えている方にも、決して無関係なお話ではありません。
不動産を売りに出した時、買い手がどの情報をもとに動いているか、というのは、
物件の売却価格に関わる重要な要素です。
○相手が買い急いでいる○
この場合、利回りを低く設定しても高価格で売却ができるかもしれませんし、
値下げ交渉にも有利な立場からお断りができます。
○相手が冷静に対応している○
もし、売る側が急いでいるのであれば、
値下げ交渉に応じる方が結果的に良い可能性もありますね。
不動産売買は、交渉により何百万、何千万と売却額が変わる取引です。
ぜひ、買主側の事情にも目を向けて、満足できる取引をして頂ければ幸いです^^