こんにちは!社長さんたちの資産を分散投資するお手伝いをしています、Office with U代表の早川ゆうきです☆
今日は、サラリーマンをしている私の知人の、ちょこっと残念なお話です^^;
知識もない中、急に必要になった不動産売却!
彼は当時 、誰もが知っている大手に勤め、今年で7年目になる29歳の男性でした。
結婚し、子供も授かった2年ほど前から、
「周りも買っているから」
という理由で1ルーム投資を始め、
気づけばあっという間に、3部屋を保有する不動産オーナーに。
しかし、残念ながら不動産会社の言葉をそのまま受け取った彼が保有していた物件は、
計算してみると、どれも利回りマイナスの金喰い物件。
「プロに任せておけば安心!」と、それまでは特に関わることもなく丸投げにしていたそうですが、
ふと気になり調べたところ、買うべきではない物件だったことに気づきました。
しかし、その時にはすでに手遅れ。
この状況では他の不動産で補いたくても、マイナス物件を3部屋も抱えた彼は、
銀行から追加の融資さえ受けられません。
残された道は、既存の物件を売却することで、損切りをすることでした。
不動産の価格は交渉次第
不動産の価格は、通常同じマンションの空室率や、近隣マンションの家賃などで大体の目安額をつける事ができますが、
実際の売買価格はあくまで交渉次第になります。
相手に急いでいる事や、売却の経験が十分でない事が伝われば買い叩かれてしまう事もあるため、
交渉の際には慎重な関わりが必要です。
しかし、自分が金喰い物件を所有させられた事を知り、焦っていた友人は
「とにかくこの物件を早く手放したい!」という気持ちが強かったようで、
その空気は仲介者にまで伝わってしまいました。
そして案の定、相場よりも安い価格で交渉を受け、彼はその値段での取引に合意してしまいました。
それは、売却先を探し始めて1週間もたたないほど、本当に短期間での取引だったそうです。
このケースから学ぶ事
このケースでの一番の失敗は何か、お判りになりますか?
それは「急いでいた」事や、「知識がない」事ではありません。
もちろん、物件購入前に当事者意識を持って、しっかりと利回りなどの計算をすることも必要だったと思います。
しかし、何より足りなかったことは、
「彼にとっての最善」を最優先に考えてくれ、知識もある「信頼できる人」に相談しなかったことです。
元来とってもポジティブな彼も、当時はさすがに落ち込んでいましたが、
「今回のことでたくさん学んだ!このままじゃ悔しいしもう一回!!」ということで、
今は不動産投資の勉強会に参加し、仲間にも恵まれて楽しそうなので、
これはこれで良かったのかな〜なんて思います^ ^
みなさんも、不慣れな不動産取引をする際には、信頼できる人に相談される事をオススメします☆