土地購入にかかる税金って何種類もあるの？
土地を購入するにあたり税金も含めた様々な諸経費がかかります。下記の税金以外にかかる経費として仲介手数料があります。購入する土地が売主から直接購入する場合は、仲介手数料は必要ありません。
＜印紙税＞
土地購入時の売買契約書には購入する土地の金額に対して決まった額の収入印紙も必要です。段階は数段階もあるのですが、100万円を超え500万円未満の場合は2千円、500万円を超え1千万円以下の場合は1万円、1千万円を超え5千万円以下の場合は1万円、5千万円を超え5千万円以下の場合は2万円必要でここからさらに段階的に6万円、10万円、20万円、40万円、60万円が必要になります。
＜登録免許税＞
土地購入により取得した土地の登記する際にかかる税金です。税金の額は土地の固定資産税評価額（課税標準）×0.2％です。
＜不動産取得税＞
土地の取得に対してかかる税金です。平成30年3月31日までに取得した土地の場合の計算式は、取得した土地の固定資産評価額（課税標準）×3％です。なお、新築住宅を建築する為に購入した土地の多くは控除額を差し引くと、購入金額にもよりますが課税される金額はわずかしか課税されないケースが多いようです。
住宅等の建築予定がないのに土地を購入したら、どんな税金がかかるの？
平成15年1月1日以前は「特別土地保有税」というものが課税されていましたが、法改正により今では課税されなくなりました。特別土地保有税とは毎年1月1日時点で土地を保有しているものに課税されていました。但し土地を有効利用している場合や宅地分譲などの計画のある場合に限り、申請を免除される場合がありました。現在ではこのような税金が課税されることはないので、すぐに住宅等の建築予定がなくとも、近い将来建築する予定がある方は、お買い得な土地が出ていたり、土地購入に縁があった時には購入しておくのもよいのかもしれません。但し毎年、固定資産税は課税されます。
