寒い日が続いています。この時期にはエアコンをフル回転させて、
我が家の一枚ガラスのアルミサッシ窓から離れた場所を陣取って
テレビを見るのが常となっています。
そろそろ内窓をつける必要がありそうです。それとも複層ガラス?
同じように感じている方も多いと思いますが・・・
断熱改修をメインとしたエコリフォームなどに最大30万円を補助する
「住宅ストック循環支援事業」(平成28年度・補正予算に伴う制度)の交付申請が
1月18日にスタートしているのをご存知ですか。
例えば、住宅のエコリフォームを実施した場合には、
その工事内容に対し、合計で1戸当たり最大30万円(耐震改修も行う場合は45万円)が補助されます。
また、若者(40歳未満)が中古住宅を購入した場合
(売買に際して、インスペクションを実施し、既存住宅売買瑕疵保険に加入すること)
にはエコリフォームの工事内容に応じて最大50万円(耐震改修も行う場合は65万円)、
この中にはインスペクション費用5万円が含まれます。
そして、一定の省エネ性能を持つエコ住宅への建て替えは40~50万円が補助されます。
この場合のエコリフォームとは、
①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
②壁、屋根・天井又は床の断熱改修(一定量の断熱材を使用)
③設備のエコ改修(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、
高効率給湯機、節湯水栓のうち3種類以上を設置する工事)
の3つが対象で、申請には1つ以上の改修が必須です。
ただ改修に必要な設備や部品が制限されていたり、
中古住宅購入時の要件ともなっているインスペクション(建物診断)については、
全宅連が実施したアンケートでも「知らない」人が73%にのぼり、
また瑕疵保険についても54%とまだまだ言葉自体も認知されていないのが現状です。
でも大丈夫・・・(テレビのCMのようですが)
実は、補助金の申請手続きは工事事業者、宅建業者(売主)、建設業者が行うので、
インスペクションを実施、説明を行う業者を選び、
また、リフォームを行う際に「補助金の申請をしたい」とはっきりと希望を伝え、
そのうえで提案を行ってくれる会社を選ぶことが大切です。
交付申請は1月18日から遅くとも6月30日まで、予算に達し次第終了いたします。
補助金の内容は、住宅ストック循環支援事業事務局のホームページ
で確認してみてください。