こんにちは!
「走る不動産鑑定士」の藤田です!
昨日は都心は雪の予報でしたが、ほぼ降らずに終わりましたね。でも寒かったですが!
それでも頑張ってトレーニングしましたよ!
さて、今日は「不動産の売却」に関するお話を簡単に。
●不動産を高く売るためには
不動産を売却する方法として一般的なものとしては、以下の①②が挙げられます。
①不動産業者と媒介契約(仲介として売却を依頼する契約)を締結し買主を見つけてきてもらう方法
②不動産業者自身買い取ってもらう方法
②は①に比べると価格は安くなる(転売して利益を得るため)半面、すぐに現金化できるメリットがあります。
自動車でいえば下取りのようなイメージです。
急いで売却したい場合、古くなって手直しに費用がかさみそうな場合等はこちらがよいかもしれません。
①は買い手を見つける分時間がかかることもありますが、比較的高値で売れる可能性があります。
媒介契約には一社に任せる「専任」と複数社に任せる「一般」があります。一見一般の方が良く感じますが、仲介手数料はどの形態でも同額の成功報酬ため、他社でも決まってしまう可能性がある一般媒介の案件には不動産業者は広告費をかけずに済ませようという傾向があります。
まずは信頼できる会社と「専任」契約を締結し、成果が出なければ「一般」に切り替え、という流れがオーソドックスですが、不動産価格を査定していただく際に極端な高値を提示する業者には注意が必要です。「うちならばこの価格で売れますよ」などどとりあえず気を引き、専任契約でお客様を囲い、その後「やはりこの値段では難しい」と値下げを提示してくる可能性があるからです。
不動産には「相場」があるために、いくらいい物件でも「たまたまそのエリアやマンションをピンポイントで探していた」などの人がみつからない限り、相場を逸脱した高値で売ることは難しくなります。レインズ(不動産情報データベース)などで周辺相場や取引事例をしっかり開示してもらいましょう。
それが難しい場合には、不動産鑑定士に相談してみるのもありかなと思います(^^)