さて・・・
最近、不動産投資を考えられている方より
「不動産投資を行う際、物件購入にあたって一番重視すべきポイントはどこか?」
とよく聞かれます。
人によって重視すべきポイントは様々。
ですが、自分は間違いなく「場所」と答えるでしょう(^^)
例えば、四谷にある
「四ツ谷コーポラス」
築50年以上。「日本初の分譲マンション」と呼ばれています。
総戸数28戸。地上5階建ての小さなマンションですが、現在も稼働中です。
竣工当時の分譲価格は3LDK(約77㎡)で約230万円程度であったそうです(地元精通業者に取材)。
当時の大卒初任給が約1万円程度であるので、現在の価格に換算すれば4,500万円程度ということになります。
当時では類を見ない超高級マンションであったようです。
まだ東京オリンピック以前ですものね。
ここ数年の当該マンションの売出価格を調べてみたところ、2000万円程度のようです。
さすがに下がっているとはいえ、築50年超のマンションとしては異例だと思いませんか??
ちなみに四ッ谷駅から徒歩5分程度という好立地。
やはり都心の人気エリア故ですね。
また、以前に私は振興の人気マンションエリアとなった「武蔵小杉」のタワーマンション価格を調べてことがあります。
2008年頃より工業地からタワーマンションエリアに変貌を遂げた武蔵小杉エリア。
2008年に竣工された地上49階建マンションである「ザ・コスギタワー」の分譲単価は、新築時で1坪(3.3平方メートル)当たり180万~220万円。
しかし現在は中古物件の売り出し価格が同280万~320万円まで上がっています。30階付近の75平方メートル程度の専有部分で比較すれば、10年前で4500万円程度だった物件が7000万円前後に跳ね上がっている計算となります。
街が成熟し、その成熟により街の人気が高まり地価やマンション価格にさらなr影響を与えていく・・
このようなサイクルが出来上がっていますね。
当たり前の話ですがやはり不動産価格に最も影響を及ぼすのは「場所」ですね。
やはり不動産投資も「場所」に投資するべきだと考えます(^^)