「反響数が1.8倍」の声もある物件入力サービスでポータル集客を支援
急速に変化する現代の不動産ビジネスに鋭いメスを入れ、業務をDX化し、売り上げ増加に貢献してくれる頼れる様々な企業を徹底的に紹介します。(リビンマガジンBiz編集部)
「入力速いもん」 画像提供=iimon
不動産仲介会社向け業務支援のiimon(イイモン・東京・中央区)では自動物件入力『入力速いもん』を主力にDXツールの開発と提供を続けている。仲介会社から「ポータルサイトへの入力業務が60%削減できた」とも評価されているという「入力速いもん」は、リリースから約2年1,300店舗以上に利用されている。(※記事掲載時点)
賃貸仲介会社のポータルサイトへの物件出稿は新規物件では写真、画像を集めるのも含めて20分、既存物件の複製では3分くらいかかるだろうか。都内激戦エリアではポータルサイトの掲載枠を有効に使うために、常時、掲載物件を入れ替えて反響率を高めている。常にフレッシュな情報を掲載するために3日間で全物件を入れ替えるほど徹底する企業もあるほどである。
『入力速いもん』は、会社間流通サイトにある物件詳細ページデータをワンクリックで物件入力サイトへ入力することができる、自動物件入力ツールだ。
同社の後藤博一CMOは「入れ替えを頻繁にして良い物件を出し続けなければ、反響はとれません。しかし、繫忙期にお客様の対応をしながら、18時以降に入れ替えを継続するのはキツい作業です。結果として、循環ペースが落ちる、良い掲載物件を探すことができなく反響率が落ちる。そういった悩みを持つ仲介店舗に『入力速いもん』が支持されています」と語る。
iimon社の幹部社員は全員が不動産仲介の経験者で、現場の悩みや課題をITで解決できないか、と思ったのが開発のきっかけだ。今では、同じ悩みを持つ企業に解決策を提供することで、不動産業界全体の底上げにつながると感じている。
「反響数が1.5倍に増えた」や「前年同月比で1.8倍」といった声が寄せられる。
売り上げ増や業務削減だけでなく、仕事の質が上がることが底上げになるという。
「賃貸仲介の現場にいた頃は、時間と作業に追われてお客様に合う物件を探すことに集中できていませんでした。結局、探せる範囲で見つかった物件をお客様に提案して、その中から選んでもらうことを繰り返すことになっていました。『入力速いもん』で入力業務を削減することで、もっと、お客様のニーズに向き合って、希望に沿ったお部屋を提供できるようになって欲しいと思ってサービスの改善を進めています」(後藤CMO)
iimon・後藤博一CMO
現在、主力に成長した「入力速いもん」は賃貸だけでなく、売買仲介版を提供中。その他に新着物件や情報更新物件を随時洗い出し、物件入力・物件提案を加速させる「物出速いもん」。ライバル会社の掲載状況を分析できる自動分析ツール「分析速いもん」、自動物確ツール「物確速いもん」、物件提案用に物件情報をPDF化やURL化する「変換速いもん」など、不動産仲介に関するDXツールを開発、提供中だ。
「iimonでは不動産仲介をハック(古いやり方を壊し、改善)する」のコンセプトで業務を削減しつつ、売り上げを伸ばし、お客様の満足度を上げるためのツールを開発、提供を続けていきます」(後藤CMO)
iimon社が提供するサービスについては、こちらからも閲覧できます。